マイクラのビーコン範囲を完全解説!最大効果と設置方法まとめ

この記事では、マインクラフトのビーコンが持つ効果範囲について、初心者にも分かりやすく徹底的に解説します。

ビーコンの範囲はピラミッドの段数でどのように変わるのか、最大範囲である半径50ブロックの具体的な広さ、そしてJava版と統合版での意外な仕様の違いまで、あなたの疑問を解決します。

さらに、効果を最大化するための作り方や、採掘効率が劇的に向上する地下設置のメリット、ビーコンが光らない時の5つの原因と解決策も網羅。この記事を読めば、あなたもビーコンを完璧に使いこなせるようになります。

この記事のポイント
  • ビーコンの最大範囲はピラミッド4段で半径50ブロック
  • 効果範囲は水平方向だけでなく上下方向にも及ぶ
  • 地下深くに設置することで採掘効率を最大化できる
  • 光らない主な原因はピラミッドの構造ミスと上空の障害物
目次

マイクラのビーコン範囲を徹底解説!最大効果と基本の仕組み

ビーコンは、サバイバルモードにおける大きな目標の一つであり、設置することでプレイヤーに絶大な恩恵をもたらすブロックです。しかし、その効果を最大限に引き出すには、効果範囲の仕組みを正しく理解する必要があります。ここでは、ビーコンの範囲がどのように決まるのか、その最大範囲の広さ、そして意外と知られていないエディション間の違いまで、基本的な仕組みを詳しく解説していきます。

  • ビーコンの範囲はピラミッドの段数で決まる
  • 半径50ブロック!最大範囲の具体的な広さ
  • Java版と統合版での範囲や仕様の意外な違い
  • ビーコンで選択できるパワーの種類と効果一覧

ビーコンの範囲はピラミッドの段数で決まる

ビーコンの効果範囲は、ビーコン本体ではなく、その土台となるピラミッドの大きさによって決まります。

ピラミッドは1段から最大4段まで建設可能で、段数が増えるほど効果範囲が広がり、選択できるパワーの種類も増えていきます。これは、プレイヤーがゲームを進める上での明確な目標となるように設計された、マインクラフトの巧みなゲームデザインの一部です。

最初は小さな1段ピラミッドから始め、資源が集まるにつれて4段の最大ピラミッドを目指すという長期的な楽しみ方ができます。

特に4段ピラミッドに必要な164個の鉱物ブロックは、鉄インゴットに換算すると1476個にもなり、これを集める過程で鉄の自動製造装置を作るなど、プレイスタイルの幅を広げるきっかけにもなります。

ビーコンは単なる便利アイテムではなく、プレイヤーの拠点発展度を象徴するモニュメントでもあるのです。

ピラミッドレベル土台の最下層サイズ必要な鉱物ブロック総数水平効果範囲(半径)選択可能な主効果選択可能な副効果
13×39個20ブロック移動速度上昇Ⅰ, 採掘速度上昇Ⅰなし
25×534個30ブロック耐性Ⅰ, 跳躍力上昇Ⅰなし
37×783個40ブロック攻撃力上昇Ⅰなし
49×9164個50ブロック(全主効果)再生能力Ⅰ, または主効果をⅡに強化

半径50ブロック!最大範囲の具体的な広さ

4段ピラミッドで起動したビーコンの効果範囲は、水平方向にはビーコンブロックを中心に半径50ブロックです。

これは直径にすると101ブロック、つまり101×101マスの正方形の範囲をカバーすることを意味します。

この広大な範囲は、一般的な拠点や村全体をすっぽりと覆うのに十分な大きさです。

しかし、ビーコンの真価は垂直方向の範囲にあります。効果はビーコンから下方向へも水平範囲と同じ50ブロックまで届きますが、驚くべきことに上方向へはワールドの建築限界高度であるY=320まで、事実上無限に到達します。この仕様が、ビーコンの戦略的な設置場所を考える上で最も重要なポイントとなります。

例えば、ダイヤモンド採掘が盛んな深層部(Y=-59など)にビーコンを設置しても、その効果は地上の拠点まで届くのです。これにより、地下での大規模な整地作業で「採掘速度上昇Ⅱ」の恩恵を受けつつ、地上での建築作業でも「移動速度上昇」の効果を得る、といった効率的なプレイが可能になります。

ビーコーンの設置は、単に効果を得るだけでなく、ワールドのどこを活動の中心にするかを決定づける重要な選択と言えるでしょう。

Java版と統合版での範囲や仕様の意外な違い

マインクラフトにはJava版と統合版(Bedrock Edition)の2つの主要なエディションが存在し、多くのプレイヤーは両者の仕様がほぼ同じだと考えていますが、ビーコンに関しては無視できないいくつかの違いが存在します。

まず、効果範囲について、統合版では稀に北方向と西方向に1ブロック分だけ範囲が広く適用されるという細かな挙動の違いが報告されています。

より重要な違いは、ビーコンから放たれるビームの仕様です。Java版では、ビームはプレイヤーの描画距離設定に応じて遠くまで見ることができますが、統合版では描画距離に関わらず64ブロック先までしか表示されません。そのため、統合版ではビーコンを遠くからの目印として使う際には注意が必要です。

また、ビームの最大到達高度も厳密には異なり、Java版はビーコンから2048ブロック上まで、統合版は建築限界高度のY=320までとなっています。さらに、色付きガラスでビームの色を変える際、Java版では色が即座に変わりますが、統合版ではわずかな遅延があります。これはレッドストーン回路と連動させるような高度な使い方をする場合に影響が出る可能性があります。

これらの違いを知っておくことで、自分がプレイしているエディションに合わせた最適なビーコンの活用法を見つけることができます。

ビーコンで選択できるパワーの種類と効果一覧

ビーコンは、プレイヤーに強力なステータス効果(パワー)を付与します。選択できるパワーは全部で6種類あり、土台となるピラミッドの段数に応じて解放されていきます。

1段ピラミッドでは「移動速度上昇」と「採掘速度上昇」が、2段になると「耐性」と「跳躍力上昇」が追加、3段で「攻撃力上昇」が解放されます。そして最大の4段ピラミッドを完成させると、第二効果として「再生能力」を選択するか、または既存の主効果をレベルⅡに強化することが可能になります。

ビーコンのパワーは戦闘系と作業効率化系に大別できますが、その真価は後者にあります。「攻撃力上昇」や「耐性」も強力ですが、効果範囲がビーコン周辺の固定エリアに限られるため、常にその範囲内で戦うという状況はあまり多くありません。

一方で、「採掘速度上昇Ⅱ」は大規模な整地やブランチマイニングの効率を劇的に向上させ、「移動速度上昇」や「跳躍力上昇」は広大な拠点内の移動を快適にします。そのため、多くのプレイヤーはビーコンを戦闘補助としてではなく、拠点での活動全般を快適にするためのインフラとして活用しています。

特に「採掘速度上昇Ⅱ」と「再生能力」の組み合わせは、サバイバル生活の質を大きく向上させる定番の選択と言えるでしょう。

ビーコン範囲を最大化する設置方法と応用テクニック

ビーコンの基本的な仕組みを理解したら、次はその効果を最大限に引き出すための実践的な知識を身につけましょう。ここでは、最大効果を発揮する4段ピラミッドの正確な作り方から、その性能を100%活かすための戦略的な設置場所、そして多くのプレイヤーが一度は経験する「ビーコンが光らない」問題の解決策まで、一歩進んだ応用テクニックを解説します。

  • 最大効果ビーコンの作り方【164個のブロック】
  • 地下設置が最強?戦略的なおすすめ設置場所
  • ビーコンが光らない?5つの原因と解決策
  • 複数ビーコンで全効果発動!上級者向けテクニック
  • ビームの色を変えて拠点をおしゃれに目印化

最大効果ビーコンの作り方【164個のブロック】

ビーコンのパワーと範囲を最大にするには、4段構造のピラミッドを建設する必要があります。この作業は一見単純ですが、コストが高いため、間違いは避けたいところです。

建設を始める前に、まず必要な164個の鉱物ブロック(鉄、金、ダイヤモンド、エメラルド、ネザライトのいずれかのブロック)をすべて用意し、平らな設置場所を確保することをおすすめします。

建設手順は以下の通りです。

まず、土台となる1段目を9×9マス(81個)の正方形に敷き詰めます。次に、その中央に2段目として7×7マス(49個)の正方形を設置します。同様に、3段目として5×5マス(25個)、最後に4段目として3×3マス(9個)の正方形を積み上げます。

ここで最も重要な注意点は、各層を完全にブロックで埋めることです。外周だけを作って内部を空洞にしたり、角のブロックを省略したりすると、ビーコンは起動しません。すべての層が隙間なくブロックで満たされていることを確認したら、最上段である3×3の中央にビーコンを設置して完成です。

この手順を正確に守ることが、高価な資源を無駄にしないための鍵となります。

地下設置が最強?戦略的なおすすめ設置場所

ビーコンの設置場所は、プレイヤーのプレイスタイルや長期的な目標によって慎重に選ぶべきです。なぜなら、ビーコンは一度設置すると、その場所がワールドにおける主要な活動エリアの中心となる「ワールドアンカー」のような役割を果たすからです。

その中でも、特におすすめなのが地下深層部への設置です。

前述の通り、ビーコンの効果は上方向に無限に届くため、例えばダイヤモンドの生成高度であるY=-59付近に設置すれば、採掘時に「採掘速度上昇Ⅱ」の恩恵を最大限に受けつつ、地上の拠点でも効果を享受できます。

この設置方法には、敵モブや他のプレイヤーからビーコンを守れる安全性の高さ、地上の景観を損なわないという審美的なメリットもあります。

地下に設置する際は、ビーコンの真上を地表まで1×1の穴を掘り、光の柱が通る道を確保することを忘れないでください。もちろん、地上の巨大建築プロジェクトの中心に設置して移動や建築を効率化したり、ネザー拠点の中心に設置して作業の安全性を高める(ネザーでの設置には岩盤を破壊する高度な技術が必要です)といった選択肢も有効です。

あなたのワールドで何を成し遂げたいかを考え、最適な場所を選びましょう。

ビーコンが光らない?5つの原因と解決策

多大なコストをかけて設置したビーコンが起動しない時ほど、がっかりすることはありません。しかし、その原因はほとんどの場合、いくつかの基本的なミスに集約されます。パニックにならず、以下のチェックリストに従って一つずつ確認していけば、必ず解決できます。

これは、プレイヤーが問題に直面した際に、冷静に原因を特定し、対処するための診断ツールです。

確認項目よくある間違い解決策
1. ピラミッドの構造内部が空洞になっている、または各層のサイズが間違っている(例: 9×9ではなく9×8になっている)。ピラミッドを一度解体し、設計図通りに各層が完全にブロックで埋まっているか確認しながら再構築する。
2. 使用ブロックの種類鉄鉱石や銅ブロックなど、指定外のブロックを使用している。土台は鉄、金、ダイヤ、エメラルド、ネザライトの「ブロック」のみ使用可能。鉱石や他の建材ブロックと間違えていないか確認する。
3. ビーコン上空の障害物ビーコンの真上に土や石、ガラスなどのブロックが1つでもある。ビーコンの真上から空まで、間に何もブロックがない状態にする。地下設置の場合は、地表まで1×1の穴を完全に掘り抜く。
4. ビーコンの設置位置最上段(3×3)の中央から1ブロックでもずれて設置している。ビーコンを一度回収し、3×3マスの正確な中央に置き直す。
5. パワーの有効化ビーコン設置後、GUIを開いてパワーを選択し、鉱物を投入していない。ビーコンを右クリックで開き、好きなパワーを選択後、鉄インゴットなどを投入して緑のチェックマークを押す。

複数ビーコンで全効果発動!上級者向けテクニック

サバイバルモードを極めたプレイヤーにとって、次の目標となるのが複数ビーコンの設置です。複数のビーコンは、一つの巨大なピラミッドの土台を共有することができます。これにより、異なるパワーを同時に発動させることが可能になり、プレイヤーは拠点周辺でまさに超人的な能力を発揮できます。

例えば、一つのビーコンで「採掘速度上昇Ⅱ」を、隣のビーコンで「移動速度上昇Ⅱ」を、さらに別のビーコンで「再生能力」を有効にするといった具合です。6つのビーコンを並べて設置すれば、5種類の主効果すべてと再生能力を同時に起動することも可能です。土台を拡張する際は、既存の4段ピラミッドの一辺を延長するように各層のブロックを追加していくのが最も効率的です。

ただし、ここで重要なのは、同じ種類の効果を持つビーコンを複数置いても、効果は重複して強化されないという点です。「採掘速度上昇Ⅱ」のビーコンを2つ置いても、「採掘速度上昇Ⅳ」にはなりません。

複数ビーコンの設置は、膨大な資源と計画を要する壮大なインフラプロジェクトであり、エンドゲームにおける究極の目標の一つと言えるでしょう。

ビームの色を変えて拠点をおしゃれに目印化

ビーコンの実用的な側面に加えて、装飾としての楽しみ方もあります。

ビーコンから放たれる光の柱は、ビーコンの上に色付きガラスを置くことで、その色を自由に変えることができます。この機能は、単に見た目を美しくするだけでなく、実用的な意味も持ちます。

例えば、マルチプレイのサーバーで自分のチームカラーにしたり、複数の拠点を持つワールドで場所ごとに色分けしたりすることで、ビーコンを非常に優れたナビゲーションシステムとして活用できます。赤いビームは本拠点、青いビームは採掘拠点、緑のビームは農場、というように使い分ければ、遠くからでも一目でどの施設か判別できます。

さらに、複数の異なる色のガラスを縦に積み重ねることで、色が混ざり合い、虹色のような複雑で美しいグラデーションのビームを作り出すことも可能です。このシンプルな機能は、ビーコンという強力な装置にプレイヤーそれぞれの個性を与え、ワールドに彩りを加える素晴らしい方法です。

総括:ビーコンの範囲を理解し戦略的に設置することがマイクラ攻略の鍵

この記事のまとめです。

  • ビーコンはウィザー討伐後に作成可能なエンドコンテンツである
  • ビーコンの効果と範囲は土台のピラミッドの段数で決まる
  • ピラミッドは1段から4段まであり、4段で効果が最大化する
  • ピラミッドの素材は鉄、金、ダイヤ、エメラルド、ネザライトのブロックのみ有効
  • ピラミッドの内部は空洞にせず、完全にブロックで埋める必要がある
  • 最大範囲はビーコンを中心に水平半径50ブロック(101×101マス)である
  • 効果範囲は上方向には建築限界高度まで、下方向には50ブロックまで及ぶ
  • 上方向への効果範囲が広いため、地下深部への設置が戦略的に有効である
  • 地下設置は採掘効率を最大化し、地上の景観を損なわない
  • 選択可能なパワーは移動速度、採掘速度、耐性、跳躍力、攻撃力、再生能力の6種
  • 4段ピラミッドでは主効果をレベルⅡに強化するか、再生能力を追加できる
  • ビーコンが光らない原因は主にピラミッドの構造、使用ブロック、上空の障害物の3つ
  • 起動にはGUIでパワーを選択し、鉄インゴットなどを投入する操作が必要である
  • 複数のビーコンで土台を共有し、異なる効果を同時に発動させることが可能
  • 色付きガラスを上に置くことでビームの色を自由に変更できる
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この記事を書いた人

マインクラフトのピクセル建築とドット絵制作を愛するクラフター。
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