マイクラ水流エレベーターの作り方!基本から応用まで徹底解説

マイクラで拠点間の移動を楽にしたいと考え、水流エレベーターの作り方を調べていませんか?

この記事では、ソウルサンドを使った基本的な作り方はもちろん、その仕組みからマグマブロックを使った下降エレベーター、アイテム運搬への応用まで徹底解説します。

水源化に必須な昆布のテクニック、おしゃれな装飾例、統合版とJava版の仕様の違い、そしてよくあるトラブルの解決策まで、水流エレベーターに関する情報を網羅しました。

この記事を読めば、誰でも簡単かつ確実に水流エレベーターを建築できるようになります。

この記事のポイント
  • 基本的な作り方と必須アイテムがわかる
  • 昆布を使った簡単な「水源化」のコツがわかる
  • アイテム運搬や装飾など応用テクニックがわかる
  • よくあるトラブルの解決策や機種ごとの違いがわかる
目次

マイクラ水流エレベーターの基本と作り方

  • 水流エレベーターとは?その仕組みを徹底解剖
  • 超簡単!基本のマイクラ水流エレベーター作り方
  • 水流エレベーター作成に必要なアイテム一覧表
  • 最重要!昆布を使った「水源化」テクニック
  • 下降専用!マグマブロック式エレベベーター解説

水流エレベーターとは?その仕組みを徹底解剖

マインクラフトにおける水流エレベーターは、特定のブロックが水中に設置された際に発生する「気泡柱(バブルカラム)」を利用して、プレイヤーやアイテム、モブなどを垂直方向に素早く移動させるための装置です。この便利な移動手段の核心には、「ソウルサンド」や「マグマブロック」といった特殊なブロックの性質が深く関わっています。

具体的には、水中にソウルサンドを置くと、そのブロックから上方へ向かう強力な気泡柱が発生し、中にいるエンティティを水面まで一気に押し上げます。これが、一般的な上昇用水流エレベーターの基本的な仕組みです。

逆に、マグマブロックを水中に設置した場合は、下方へ向かう気泡柱が発生し、プレイヤーやアイテムなどを引き込むように作用します。これが下降用水流エレベーターの原理となります。

どちらのタイプのエレベーターを作るにしても、非常に重要な前提条件があります。それは、エレベーターの筒内部の水が、すべて「水源」でなければならないという点です。単に上から水を流しただけの「水流」の状態では、ソウルサンドもマグマブロックも期待した効果を発揮しません。気泡柱は水源ブロック内でのみ正しく生成されるため、この「水源化」作業こそが、水流エレベーターを確実に機能させるための最も重要な鍵となるのです。

超簡単!基本のマイクラ水流エレベーター作り方

ここでは、最もポピュラーで基本的な、ソウルサンドを利用した上昇用水流エレベーターの作り方をステップごとに解説します。初心者の方でも比較的簡単に作成できるので、ぜひ挑戦してみてください。

まず、エレベーターの土台となる部分の地面を1ブロック分掘り下げ、そこに上昇水流を生み出すための「ソウルサンド」を設置します。これがエレベーターの心臓部です。

次に、設置したソウルサンドの周囲を、ガラスブロックやその他の任意の建築ブロックを使い、目的の高さまで筒状に囲っていきます。壁材としてガラスブロックを使用すると、エレベーター内部の様子が見えるだけでなく、昇降中に外部の光を取り込めるため明るさを保てるというメリットがあり、おすすめです。

筒状の構造物が完成したら、その一番上のブロックから「水入りバケツ」で水を流し込みます。この段階では、筒の中はまだ水源ではなく、上から下に流れる「水流」の状態です。

ここからが重要な「水源化」の作業です。エレベーターの底、つまりソウルサンドの真上から「昆布」を植え始め、筒の最上部まで届くように成長させていきます。昆布には、それが植えられた空間の水を水源ブロックに変化させるという便利な特性があります。

最上部まで昆布が到達したら、最後に植えた昆布をすべて壊して撤去します。これで、筒内部の水がすべて水源ブロックに置き換わり、エレベーターは完成です。ソウルサンドから勢いよく泡が噴き出していれば、正しく作動している証拠です。入り口部分には、看板を設置して水漏れを防ぐシンプルな方法も有効です。

水流エレベーター作成に必要なアイテム一覧表

水流エレベーターを製作するにあたって、事前に準備しておくべき基本的なアイテムをご紹介します。作成するエレベーターの種類によって必要アイテムは多少変動しますが、ここでは主にプレイヤーが昇降するための基本的な上昇用エレベーターと、アイテムエレベーターでよく使用されるものを中心にリストアップします。

基本的な上昇用水流エレベーターの場合、「ソウルサンド」を基部に置き、筒の壁となる「建築ブロック」や「ガラスブロック」で囲います。そして、内部を水源で満たすための「水バケツ」と、効率的に水源化を行うための「昆布」が必須です。水漏れ防止や入り口の目印として「看板」や「ボタン」なども用意しておくと良いでしょう。

一方、アイテムを運搬するための水流エレベーターを作る場合は、これらの基本アイテムに加えて、アイテムを射出するための「ドロッパー」、アイテムを供給する「ホッパー」、そしてこれらを自動で動かすための「レッドストーンコンパレーター」や「レッドストーン反復装置」、「レッドストーンの粉」といった、レッドストーン回路に関連する部品が不可欠となります。

このように、アイテムエレベーターはプレイヤー用よりも少し複雑な知識が求められます。

アイテム基本的な上昇エレベーターマグマブロック式下降エレベーターアイテムエレベーター
ソウルサンド✓ (必須)✓ (アイテム上昇部)
マグマブロック✓ (必須)
昆布✓ (強く推奨)✓ (強く推奨)✓ (強く推奨)
水バケツ✓ (必須)✓ (必須)✓ (必須)
建築ブロック✓ (必須)✓ (必須)✓ (必須)
ガラス✓ (推奨)✓ (推奨)✓ (推奨)
看板またはボタン✓ (入り口/水源制御)✓ (入り口/水源制御)
ドロッパー✓ (必須)
ホッパー✓ (必須)
レッドストーン部品✓ (必須)

最重要!昆布を使った「水源化」テクニック

水流エレベーターを正しく、そして確実に機能させる上で、避けては通れない最も重要な工程が「水源化」です。ソウルサンドやマグマブロックが特殊な気泡柱(上昇水流や下降水流)を発生させるのは、それらが設置されたブロックの周囲が、すべて「水源ブロック」で満たされている場合に限られます。この条件を満たさなければ、エレベーターはただの水の筒になってしまい、期待した昇降機能は得られません。

この水源化を効率的に行うための最も代表的で簡単な方法が、「昆布」を活用するテクニックです。

まず、エレベーターの筒状の構造物を作り、その最上部から水を流し込みます。次に、筒の底に設置したソウルサンド(または作業用の仮ブロック)の上に昆布を植え付け、上方に向かって成長させていきます。昆布には、自身が成長した空間の水を水源ブロックに変換するという非常に便利な特性があります。もし時間短縮を図りたい場合は、昆布に対して「骨粉」を使用することで、急速に成長を促すことも可能です。

エレベーターの最上部に達するまで昆布が成長したら、最後にその昆布を根本からすべて刈り取ります。すると、昆布があった空間はすべて水源ブロックに置き換わっているため、エレベーターの筒全体が水源で満たされた状態が完成します。

この作業を省略したり、不完全だったりすると、エレベーターは正しく機能しません。水バケツで一段ずつ水源を設置するのは膨大な労力を要するため、昆布を用いた水源化は、水流エレベーター作りの標準的なテクニックとして広く採用されています。

下降専用!マグマブロック式エレベーター解説

高所へ素早く上昇する手段だけでなく、高所から安全かつ迅速に下降するための手段も同様に重要です。その代表的な解決策の一つが、「マグマブロック」を利用した下降専用の水流エレベーターです。これは、ソウルサンドを用いた上昇エレベーターとは逆の原理で機能します。

水中にマグマブロックを設置すると、そのブロックから下方へ向かう気泡柱が発生し、この下向きの強い水流がプレイヤーやアイテムなどを急速に引き込み、下降させることが可能になります。

基本的な作り方は、ソウルサンド式の上昇エレベーターとほとんど同じです。エレベーターの筒を構築し、その最下部にソウルサンドの代わりにマグマブロックを設置します。

そして、最も重要な点として、筒の内部をすべて水源ブロックで満たす必要があります。この水源化の作業には、上昇エレベーターと同様に昆布を利用するのが最も効率的です。マグマブロックから発生する気泡は、プレイヤーなどをまるで海底に引きずり込むかのような強力な下降水流を生み出します。

ただし、マグマブロック式エレベーターには注意すべき点があります。それは、マグマブロックの上に直接着地したり、長時間触れていたりすると、継続的にダメージを受けてしまうことです。そのため、エレベーターの出口部分の設計には工夫が求められます。例えば、マグマブロックの手前に着水できるスペースを設ける、あるいは一瞬だけマグマブロックに触れてすぐに離脱できるような構造にするなどの対策が考えられます。

マイクラ水流エレベーターの応用とカスタマイズ

  • アイテム運搬専用!便利な水流エレベーター
  • 実用的でおしゃれな水流エレベーター装飾例
  • 水流エレベーターの意外な活用法と応用例
  • 統合版・Java版での仕組みの違いと注意点
  • 解決!水流エレベーターのよくあるトラブル

アイテム運搬専用!便利な水流エレベーター

水流エレベーターの恩恵を受けるのはプレイヤーだけではありません。アイテムの垂直方向への大量輸送においても、この仕組みは非常に大きな力を発揮します。

特に、地下深くに広がるブランチマイニング場から採掘した資材を地上拠点へ効率的に運び上げたり、大規模な自動仕分け装置へアイテムを供給したりする際に、アイテム運搬専用の水流エレベーターは欠かせない存在です。基本的な構造原理はプレイヤー用と同様で、ソウルサンドが水中で発生させる上昇気流を利用してアイテムを押し上げます。

アイテムをエレベーターの底部へ正確に投入し、上昇水流に乗せるための仕組みとして、一般的には「ドロッパー」と「クロック回路」の組み合わせが用いられます。ホッパーを通じてドロッパー内に投入されたアイテムを、クロック回路からの断続的な信号によって連続的に射出するという流れです。

アイテムエレベーターを設計・運用する上での注意点として、まず、エレベーターの最上部にしっかりと蓋をしないと、勢いよく上昇してきたアイテムが周囲に飛び散ってしまう可能性があります。

また、ドロッパーやホッパーの処理能力を超える量のアイテムが一度に投入されると詰まりの原因となるため、クロック回路の速度調整やホッパーの増設といった対策が求められます。

さらに、非常に長いアイテムエレベーターをチャンクの境界をまたいで設置した場合、ゲームの読み込み範囲の問題でアイテムが途中で停止してしまうこともあるため、設置場所にも配慮が必要です。

実用的でおしゃれな水流エレベーター装飾例

水流エレベーターは、その実用性だけでなく、建築物としての見た目、つまりデザインにこだわることで、拠点や建造物をより魅力的にできます。単なる移動手段から、愛着の湧く設備へと昇華させましょう。

例えば、家の中に水流エレベーターを組み込む際には、壁の一部としてコの字型にスペースを作り、シャフトの壁面にガラスブロックを多用することで、内部の水流や気泡の動きが見えるようにするデザインが人気です。入り口には看板を設置して水漏れを防ぎつつ、フェンスゲートなどを取り付けることで、実用性とデザイン性をスマートに両立できます。

より凝った装飾を目指すなら、ネザーアップデートで追加されたクリムゾンや歪んだ系統の木材、あるいはキノコライトやグロウベリー、ツタなどを活用するのも良いでしょう。これらの素材を使い、エレベーターの周囲に螺旋状の模様を描いたり、ブロックの配置に凹凸をつけて立体感を演出したりすることで、水流エレベーター自体を建築の主役級のオブジェのように見せることも可能です。

装飾の重要なポイントは、エレベーターの機能的な構造をうまく隠しつつ、周囲の建築デザインと調和させることです。また、光源ブロックを効果的に配置してエレベーター内部や周囲の明るさを確保することは、見た目の美しさだけでなく、モンスターの湧き潰しという実用的な側面からも重要になります。

水流エレベーターの意外な活用法と応用例

水流エレベーターが持つポテンシャルは、単にプレイヤーが階層を移動するための手段に留まりません。そのユニークな特性を理解し創造力を働かせることで、実に多様な応用が可能になります。

最も代表的かつ実用的な応用例の一つが、経験値トラップ、特に「ゾンビトラップ」や「スケルトントラップ」といった敵対モブを利用したトラップタワーの建設です。これらのトラップでは、スポーンブロックから際限なく湧き出す敵モブを、まず水流を使って一箇所に集めます。

そして、集めたモブを水流エレベーターで効率よく高所へと運び上げ、そこから落下させることで瀕死状態にし、プレイヤーが安全かつ簡単に処理できるようにするのです。

この種のトラップの具体的な構築手順は、まずスポナー部屋を整備し、モブが効率よく湧き、かつ確実に水路へ誘導されるようにします。

次に、モブを運搬するための水平水路の終点に、ソウルサンドと水源化された水柱(水流エレベーター部分)を設置してモブを垂直に輸送します。

最後に、モブが落下ダメージで瀕死になるものの即死はしない絶妙な高さ(一般的には23ブロック程度)から処理層へと落下させ、そこでプレイヤーが安全に討伐するという流れです。

この落下させる高さの調整が、トラップの効率を左右する重要なポイントとなります。このように、水流エレベーターは様々な自動化装置やトラップシステムの重要な構成要素となり得ます。

統合版・Java版での仕組みの違いと注意点

マインクラフトには、主にPC向けの「Java版」と、多機種でプレイできる「統合版(Bedrock Edition)」の2つの主要なエディションが存在します。これら2つのエディション間では、水流の挙動やレッドストーン回路の動作などに細かな違いがあり、これが水流エレベーターの設計や動作に影響を与える場合があります。

例えば、水漏れ防止に使用するブロックの挙動に差があります。Java版ではトラップドアが水を完全に遮断できますが、統合版では水が漏れてしまいます。逆に統合版ではボタンが水を堰き止められますが、Java版では流されてしまいます。

また、レッドストーン回路関連でも違いが見られます。統合版ではガラスブロックの上にレッドストーンの粉を設置して信号を通せますが、Java版では信号が途切れます。特にアイテムエレベーターのようにレッドストーン回路を多用する装置を作る際には、これらの違いを念頭に置く必要があります。

インターネット上で公開されているチュートリアル動画や解説記事を参考にする際には、それがどちらのエディションを対象に作成されたものであるかを必ず確認することが、無用な混乱や失敗を避けるために非常に重要です。

機能/挙動統合版 (Bedrock Edition)Java版 (Java Edition)エレベーターへの影響
看板による水制御文字が透けて見える。挙動に差がある可能性あり。見えにくい場合がある。挙動に差がある可能性あり。水源制御や水漏れ防止設計に影響。
ボタンによる水制御水を堰き止められる。水を堰き止められない。水源制御の選択肢に影響。
トラップドアによる水制御水が漏れる。水を止められる。水源制御の選択肢に影響。
レッドストーンとガラス信号を通せる。信号が途切れる。アイテムエレベーターの回路設計に影響。
ピストンと看板/ブロック押し出せる。Java版の挙動は直接言及なし、比較が必要。特殊なギミックの可否に影響。

解決!水流エレベーターのよくあるトラブル

非常に便利な水流エレベーターですが、製作過程や運用中にうまく作動しないことがあります。ここでは、よく遭遇するトラブルと、その解決策やチェックポイントをご紹介します。

トラブル1: エレベーターが上昇/下降しない、または泡が出ない

この問題の最も一般的な原因は、「水源化」の失敗です。エレベーターの筒内部の水が完全に水源ブロックになっていない可能性があります。昆布を使用して、底から最上部まで確実に水源で満たされているか再確認しましょう。

トラブル2: アイテムエレベーターでアイテムが詰まる、または途中で停止する

アイテムが詰まる原因は、ホッパーの処理能力を超える量が一度に投入されたり、ドロッパーを作動させるクロック回路のタイミングが不適切だったりすることが考えられます。対策として、ドロッパーに接続するホッパーを増やす、クロック回路のパルス間隔を調整するなどが有効です。また、エレベーターが複数のチャンク境界をまたいでいる場合、読み込み範囲の問題で停止することもあります。

トラブル3: エレベーター内で窒息ダメージを受けてしまう

特に高さのあるエレベーターで長時間上昇していると、水中で窒息ダメージを受けることがあります。画期的な解決策として、エレベーターの壁を通常のフルブロックではなく、石の塀や鉄格子のような厚みのないブロックに置き換えるというアイデアがあります。これにより、プレイヤーの頭部が水に完全に浸かるのを防ぎ、窒息を回避できる場合があります。

トラブル4: 水が途中で途切れたり、水漏れしたりする

看板やトラップドアなどによる水源制御の設置ミスや、前述したエディションによる挙動の違いが原因で水漏れが発生することがあります。使用しているマインクラフトのエディションの仕様を再確認し、正しくブロックを設置し直しましょう。

総括:マイクラ水流エレベーターの作り方!基本から応用まで徹底解説

この記事のまとめです。

  • 水流エレベーターはソウルサンドで上昇、マグマブロックで下降する
  • エレベーター内の水は全て水源ブロックにする必要がある
  • 水源化には昆布の使用が最も効率的である
  • 基本的な作り方は筒を作りソウルサンドを置き水源化するだけだ
  • ガラスブロックを使うと内部が明るく見栄えも良い
  • アイテムエレベーターはドロッパーやホッパー、レッドストーンを利用する
  • アイテムの詰まり対策にはクロック回路調整やホッパー増設が有効だ
  • ゾンビトラップなどモブ運搬にも水流エレベーターは応用可能だ
  • 装飾にはガラスや各種建材、植物や光源ブロックが使える
  • 周囲の建築と調和したデザインを心がけると良い
  • 統合版とJava版では看板やレッドストーンの挙動に違いがある
  • バージョン違いを理解しないと設計がうまく機能しないことがある
  • トラブルの多くは水源化の不備やアイテム処理の限界が原因だ
  • 窒息対策には塀ブロックの利用も考えられる
  • 水流エレベーターを使いこなし快適なマイクラ生活を送ろう
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この記事を書いた人

マインクラフトのピクセル建築とドット絵制作を愛するクラフター。
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