マイクラ地図アートで全力ネムネムのジャケ絵再現
— ガッサ (@gassa460) March 1, 2025
やっと全部完成!#SiroArt #イオリの森美術館 #しゃらくせ絵 pic.twitter.com/Iqs2F6ok80
マインクラフトの世界に、好きな画像やデザインを「地図絵(マップアート)」として飾りたいと思ったことはありませんか?
地図絵は看板やロゴなど様々な用途に使え、ワールドを個性的に彩る素敵な要素です。
この記事では、地図絵の基本から、MapartCraftやMinecraft Dot Picturesといった便利な作成ツールの使い方、Java版・統合版(BE)での違い、そしてきれいに作るコツまで、あなたの疑問に答える情報を詳しく解説します。
最適なツールを見つけて、あなただけの地図絵作りに挑戦してみましょう。
- マイクラ地図絵の基本と作成ツールの種類がわかる
- Java版と統合版(BE)それぞれのおすすめツールを紹介
- 主要な地図絵ツールの具体的な使い方を解説
- 地図絵をきれいに仕上げるためのコツと注意点が学べる
マイクラ地図絵ツールの基本と選び方
- そもそもマイクラの地図絵(マップアート)とは?
- 地図絵作成ツールの主な種類と比較
- Java版・統合版(BE)でのツールの違いは?
- 地図絵作成の基本的な流れ
そもそもマイクラの地図絵(マップアート)とは?

マイクラの地図絵、またはマップアートとは、ゲーム内の「地図」アイテムが持つ地形描画機能を応用し、ワールド内に意図した絵柄を表示させるテクニックです。
通常、地図を使うと周辺の地形情報(草、土、石など)が記録され、平面図が表示されます。地図絵はこの仕組みを利用し、特定の色のブロックを計算されたパターンで地面に敷き詰めます。この人工的な「地形」を地図で読み取ることで、ブロックの色が地図上に反映され、ドット絵のような画像が描き出されるのです。
完成した地図絵はアイテムとして持ち運べるだけでなく、額縁に入れて壁などに飾ることが可能です。これにより、建築物の一部として組み込めます。例えば、お店の看板としてロゴを表示したり、チームのシンボルマークを作ったり、好きなキャラクターのイラストを再現したりと、用途は多岐にわたります。
このように、地図絵は単なる地形表示を超え、プレイヤーがワールド内に視覚的な情報を持ち込む創造的な手段となっています。ワールドの景観を豊かにし、オリジナリティを加える素晴らしい方法の一つと言えるでしょう。
地図絵作成ツールの主な種類と比較

地図絵を手作業で作るのは大変な労力が必要です。そこで役立つのが、作成をサポートするツールです。これらのツールはいくつかのタイプに分けられます。
最も手軽なのは「Webアプリケーション型」です。ソフトウェアのインストール不要で、ブラウザからアクセスできます。画像をアップロードし、設定(サイズ、使用ブロックなど)を選ぶだけで、設計図や自動設置コマンドなどを生成します。MapartCraftやMinecraft Dot Picturesなどがこのタイプです。
次に、マルチプレイサーバーで使われる「プラグイン型」。サーバーに導入することで、ゲーム内で絵を描くような機能や、画像を地図に変換する機能を追加できます。ただし、利用にはサーバー管理権限が必要なことが多いです。
PCに導入する「MOD型」ツールもあります。ミニマップ追加や、設計図(Schematicファイル)をゲーム画面に半透明表示させて作業を補助する機能(Litematicaなど)を提供します。
画像からブロック設置用コマンド列を生成することに特化した「コマンド生成ツール」も存在します。
どのツールが最適かは、プレイ環境(Java版/統合版)、プレイスタイル(シングル/マルチ)、求める機能(設計図のみ/自動設置)によって異なります。
以下に、代表的なWebアプリケーション型ツールの特徴をまとめました。
ツール名 | 対応プラットフォーム(主) | 主な出力形式 | 手軽さ(主観) | 主な特徴 |
MapartCraft | Java版 | Schematic (.nbt), オンライン表示 | 普通 | 地図の色再現性考慮, Litematica連携 |
Minecraft Dot Pictures | Java版, 統合版 | コマンド, Function Pack, 設計図(CSV/画像) | 簡単 | 統合版コマンド生成対応, 設計図編集機能 |
mc-map.djfun.de | Java版 (推奨) | 地図データ (.dat) | 簡単 | ブロック設置不要, セーブデータ直接編集 |
ドット絵ナニカ | 指定なし | 設計図 (プレビュー/Excel), QRコード | 簡単 | マイクラ以外にも対応, 設計図作成・計画用途 |
Java版・統合版(BE)でのツールの違いは?

地図絵ツールを探す際、プレイしているのが「Java版」か「統合版(BE)」かを確認することが非常に重要です。両エディション間には技術的な違いがあり、利用できるツールやMOD、プラグインが異なるためです。
歴史的に、高機能なツールやMOD、プラグインの多くはJava版向けに開発されてきました。例えば、MapartCraftはJava版で一般的な設計図ファイル形式(schematic)を生成し、LitematicaのようなMODと連携して使用されます。
一方、統合版(PC、スマホ、ゲーム機など)では、Java版のような自由なMOD導入は基本的にできません。サーバー機能追加の仕組みも異なります。そのため、統合版で地図絵を作成するには、異なるアプローチやツールが必要です。
しかし、近年では統合版対応ツールも増えています。代表例がMinecraft Dot Picturesで、統合版で利用可能なコマンドブロックやfunctionファイル(ビヘイビアパック)を生成できます。これらを使えば、MOD環境がない統合版でもブロックの自動設置が可能です。ただし、コンソール機ではfunctionファイルの導入やコマンド実行に制限がある場合があります。
mc-map.djfun.deのように地図データファイル(.dat)を直接生成する方法もありますが、これは主にJava版向けと考えられます。
結論として、特に統合版プレイヤーは、利用したいツールが自分のプラットフォームに対応しているか、そしてどのように使うのか(コマンド? function? 手作業?)を事前にしっかり確認しましょう。
地図絵作成の基本的な流れ

地図絵作成ツールを使う場合も、使わない場合も、基本的なプロセスは共通しています。この流れを理解しておくと、作業がスムーズに進みます。
ステップ1:元絵の準備
まず、地図絵にしたい元の画像やデザインを用意します。重要なのは、作りたい地図のサイズを意識することです。マイクラの地図1枚は通常128×128ピクセルです。1枚に収めるなら元画像を128×128に調整します。複数枚で大きな絵を作る場合は、128の倍数(例:256×256)に調整します。ツールによっては特定の縦横比を推奨する場合もあるので確認しましょう。
ステップ2:ツールによる変換(または設計図作成)
次に、元絵をマイクラのブロックに変換します。ここで地図絵作成ツールが役立ちます。Webツールなら画像をアップロードし、設定(地図枚数、使用ブロック、ディザリング処理など)を選択して変換します。手作業の場合は、ペイントソフトなどで自分で設計図を作成します。ツールの出力は、設計図(画像、CSV)、schematicファイル(.nbt)、コマンド列、地図データファイル(.dat)など様々です。
ステップ3:ゲーム内でのブロック設置(実装)
最後に、設計図やデータをもとに、ワールド内にブロックを配置します。
- 手作業: 設計図を見ながら1ブロックずつ設置する基本の方法です。
- MODによる補助 (Java版): Litematica等で設計図をゲーム画面に投影し、それに合わせて設置します。効率が大幅に向上します。
- コマンドによる自動設置: ツール生成のコマンドやfunctionファイルを実行し、自動でブロックを設置します。大規模作品に非常に有効です。
- プラグイン機能の利用 (Java版サーバー): ArtMapのようなプラグインで、ゲーム内で直接絵を描く感覚で作成できます。
- データファイル配置 (Java版推奨): mc-map.djfun.de等で生成した.datファイルをセーブデータフォルダに配置します。
どの方法を選ぶかは、利用ツール、プラットフォーム、好みによって決まります。
おすすめマイクラ地図絵ツール徹底解説
- MapartCraft:Java版定番ツールの使い方
- Minecraft Dot Pictures:統合版にも対応!
- mc-map.djfun.de:手軽に地図データ作成
- ドット絵ナニカ:設計図作成に便利なサイト
- 地図絵をきれいに作るコツと注意点
MapartCraft:Java版定番ツールの使い方

Java版で地図絵(マップアート)を作成する際、多くのプレイヤーが利用するのがWebツール「MapartCraft」です。インストール不要でブラウザ上で動作するため手軽に始められます。
MapartCraftの強みは、単に画像をブロックに変換するだけでなく、マイクラの地図上での色の見え方を計算し、最適なブロックの組み合わせを提案してくれる点です。ブロック本来の色と地図上の色は必ずしも一致しないため、この調整機能は完成度を高める上で重要です。
基本的な使い方は以下の通りです。
- サイトにアクセスし、画像をアップロードします。
- 「Block selection」で使用するブロックを選びます。コストを考慮し、木材ハーフブロックなどを選択できます。左の色が地図上の色、中央がブロック自体の色です。
- 各種設定を調整します。「Mode」は通常「nbt」、「Version」はプレイ中のバージョン、「Mapsize」で地図サイズ、「Dithering」で色の滑らかさを調整(通常None)、「Staircasing」は2DならOffにします。
- 「REFRESH MATERIALS」で必要素材を確認。高価な素材などを使いたくない場合はクリックして除外し、再度REFRESHします。
- 「DOWNLOAD NBT」で設計図ファイル(.nbt)をダウンロードします。
ダウンロードした.nbtファイルは、LitematicaなどのMODを使ってゲーム内に読み込みます。schematicsフォルダに配置し、ゲーム内で設計図を投影表示させ、それに合わせてブロックを設置していきます。
MapartCraftは、Java版で高品質な地図絵を目指すプレイヤーにとって、非常に強力な定番ツールと言えるでしょう。
Minecraft Dot Pictures:統合版にも対応!

「Minecraft Dot Pictures」は、写真やイラストをマイクラのドット絵に変換する便利なWebサイトツールです。サイト上で画像を選択し、完成サイズ(横幅のブロック数)を入力して「変換」ボタンを押すだけで利用できます。
変換結果として、ブロック配置を示す設計図(プレビュー画像やCSVファイル)が生成されます。これだけでも手作業の助けになりますが、このツールの特筆すべき点は、Java版だけでなく統合版(BE)にも対応していることです。
特に統合版ユーザーに嬉しいのが、ブロック自動設置用の「コマンド」や「functionファイル」を生成する機能です。統合版ではMOD導入が難しいため、この機能は大規模なドット絵(地図絵の元)作成の負担を大幅に軽減します。生成されたコマンドをコマンドブロックに貼り付けたり、functionファイルをビヘイビアーパックとしてワールドに適用し実行したりすることで、自動でブロックを配置できます。
サイトには統合版PC版、Android版、iPhone版でのfunction実行手順も解説されています。ただし、現状ではSwitch版やXbox版などのコンソール機では、これらのコマンドやfunctionファイルを直接利用するのは難しいようです。
画像をアップロードするだけで手軽にドット絵化でき、設計図提供はもちろん、統合版での自動設置手段まで提供してくれるMinecraft Dot Picturesは、特に統合版で地図絵や大規模ドット絵に挑戦したいプレイヤーにとって心強い味方です。Java版ユーザーも設計図作成ツールとして活用できます。
mc-map.djfun.de:手軽に地図データ作成

「mc-map.djfun.de」は、他のツールとは異なり、アップロードした画像をマイクラの地図データそのものである「.dat」ファイル形式に直接変換するWebサイトです。
使い方は直感的です。
- サイトにアクセスし、画像をアップロードします。
- 作成したい地図のサイズ(縦横の枚数)を指定します。
- 画像の色がマイクラ用に自動調整されるのを確認します。元画像によっては見た目が大きく変わる可能性があるので注意が必要です。
- ワールド内で既に使っている地図の枚数を入力します(例:4枚使用済みなら「4」)。注意:既存の地図番号を入力するとデータが上書きされるため、慎重に確認してください。
- zipファイルをダウンロードし、解凍します。
中にある map_〇.dat
ファイルを、ワールドのセーブデータフォルダ内の「data」フォルダにコピーします(例:.minecraft/saves/ワールド名/data
)。
ゲーム内で /give
コマンドを使い、対応する番号の地図アイテムを入手します(例:番号4なら /give @p filled_map{map:4}
※バージョンにより構文注意)。
この方法の最大のメリットは、ゲーム内でブロックを設置せずに、画像が描かれた地図アイテムを直接手に入れられる点です。非常に手軽ですが、主にJava版向けと考えられ、統合版での動作は保証されていません。セーブデータを直接編集するため、バックアップを取るなど自己責任で行う必要があります。
ドット絵ナニカ:設計図作成に便利なサイト

「ドット絵ナニカ」は、様々な画像をドット絵に変換できる多機能なWebサイトです。マイクラの地図絵作成においては、主にブロック配置用の「設計図」を作成するツールとして活用できます。
使い方は簡単で、サイト上で画像ファイルを選択し、完成後のドット絵サイズ(幅をドット数で指定)を選んで「変換」ボタンを押すだけです。元画像が指定サイズのドット絵に変換され、プレビューが表示されます。
マイクラ地図絵作成に役立つ機能として、変換後のドット絵で使われている色とその対応ピクセル情報(パレットナビ)を生成してくれる点が挙げられます。これとプレビュー画像を参考にすれば、どこにどの色のブロックを置けばよいか分かりやすくなり、手作業が捗ります。さらに、設計図をExcel形式でダウンロードできるため、大きな地図絵作成時の進捗管理や必要ブロック数の計算にも役立ちます。
ドット絵ナニカは元々マイクラ専用ではなく、「どうぶつの森」のマイデザイン作成とQRコード生成機能が充実しているのが特徴です。刺繍やアクアビーズの図案作成など、様々なドット絵ベースの創作活動に利用できます。
そのため、MapartCraftのような地図上の色再現性考慮や、Minecraft Dot Picturesのような自動設置コマンド生成機能はありません。しかし、「手軽に画像をドット絵の設計図にしたい」「手作業で作りたいので見やすい設計図が欲しい」場合には非常に便利です。Java版・統合版を問わず、プラットフォームに依存しない設計図作成ツールとして利用価値があります。
地図絵をきれいに作るコツと注意点

ツールを使っても美しい地図絵が必ずできるわけではありません。クオリティの高い作品を作るには、いくつかのコツと注意点を理解しておくことが重要です。
1. 色の限界を理解する
大前提として、マイクラの地図で表現できる色には限りがあります。現実世界のような無限の色ではなく、ゲーム内のブロックの色を基にした限られたパレット(約50色+高さによる明暗4段階ほど)で描画されます。そのため、色彩豊かな写真を元絵にすると、色が大幅に単純化され、思った見た目にならないことがあります。ツールによる自動調整にも限界があります。特に、エメラルドブロックなど入手困難なブロックでしか表現できない色が多い元絵は避けた方が良いでしょう。
2. 解像度を意識する
地図1枚の解像度は基本128×128ピクセルと、現代の画像に比べかなり低いです。細かいディテールを持つイラストや複雑な模様は、地図絵にすると潰れてしまうことがあります。元絵を選ぶ段階で、この解像度で表現可能か考慮し、必要ならデザインを単純化したり、地図枚数を増やして解像度を上げたり(例:2×2枚で256×256)する工夫が必要です。元絵をツールにかける前に適切なサイズ(128の倍数)と比率に調整することも重要です。
3. 高さによる陰影(立体マップ絵)
ブロックを配置する高さ(Y座標)を利用して、表現豊かに見せるテクニックがあります。基準より低い位置のブロックは暗く描画される傾向を利用し、影になる部分を1段低く配置することで陰影を表現できます(立体マップ絵)。また、南北方向にブロックを2マス間隔で配置すると、影によって1マス間隔の細かい模様に見える効果も報告されています。ツールで自動計算できる場合もありますが、手動調整でよりアーティスティックな表現が可能です。
4. 透明化や切り抜き
未探索チャンクの部分は地図上で空白になります。これを利用し、地図絵の周囲に意図的に未探索エリアを残すと、額縁に飾った際に絵の形に合わせて背景が切り抜かれたように見せられます。また、ガラスブロックなどを低い座標に敷き詰めた上に地図絵を描くと、ガラス部分が透明(または半透明)に描画される現象を利用したテクニックもあります。これらを使えば、キャラクターの形に切り抜いたり、背景が透けて見える表現が可能です。コマンドで透明な額縁を入手すれば、ブロックに直接貼り付けたような演出もできます。
これらのコツや注意点を意識し、単にツールに頼るだけでなく、マイクラの仕様を理解した上でひと手間加えることが、美しい地図絵を完成させる鍵となるでしょう。
総括:マイクラ地図絵ツールの決定版!作り方から人気ツールまで解説
この記事のまとめです。
- 地図絵(マップアート)は地図の仕組みを利用した表現技法である
- 看板やロゴ、イラストなど様々な用途に活用できる
- 地図絵作成にはWebアプリ、プラグイン、MOD、コマンド生成ツールなどがある
- Webアプリ型ツールは手軽に利用開始できる
- MapartCraftはJava版の定番で色再現性に優れる
- Minecraft Dot Picturesは統合版のコマンド生成に対応する
- mc-map.djfun.deは地図データ(.dat)を直接生成できる
- ドット絵ナニカは設計図作成に便利な汎用ツールである
- ツール選びはJava版か統合版(BE)かで大きく異なる
- 統合版ではコマンドやfunctionを利用する方法が主流である
- 元画像の準備(サイズ、比率調整)が重要である
- 地図の色表現には限界があることを理解しておく
- ブロックの配置高度で色の明暗を調整できる(立体マップ絵)
- 透明化などの特殊な表現テクニックも存在する
- ツールとマイクラの仕様理解を組み合わせることが上達の鍵である