無限の弓「無限大ホール」が最強になりました。
— ゲソ痕 (@new_gsk) February 15, 2024
耐久力Ⅲ
フレイムⅠ
射撃ダメージ増加Ⅴ
無限Ⅰ
パンチⅡ
これで憎っくきエンダードラゴン討伐も夢じゃない!#ゴスクラ #マイクラ pic.twitter.com/HBpNGzPBfN
マイクラの世界を冒険する中で、遠距離攻撃に欠かせない弓。
その弓に付与できるエンチャントの中に、「パンチ(衝撃)」と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか。
このマイクラパンチは、矢が命中した相手を大きくノックバックさせる効果を持っています。
しかし、「パンチはいらない」という意見も聞かれ、その効果は何ですか?最高レベルはいくつで、最強の弓を目指す上で他のエンチャントと競合しないのか、疑問に感じる方も多いはずです。
この記事では、マイクラのパンチエンチャントのやり方から、その最大の活用法、そして弓に付けるべきエンチャントの組み合わせまで、詳しく解説していきます。
ぜひ、あなたの弓使いとしてのスキルアップに役立ててください。
- パンチは弓専用のノックバック効果エンチャントで最大レベルはII
- ノックバック(剣)とパンチ(弓)は効果がほぼ同じだが適用武器が違う
- パンチは射撃ダメージ増加やフレイムと組み合わせることで真価を発揮する
- 最強の弓を作るには修繕と無限の競合を考慮しパンチの採用を決める必要がある
マイクラパンチの基礎知識と効果を徹底解説
- パンチとは?その効果と最大レベルを解説
- 剣のノックバックとの違いは何ですか?
- マイクラパンチの入手方法とエンチャントのやり方
- 将来的なアップデート:司書取引はどうなる?
- パンチが乗る特殊な矢の効果と面白い活用法
パンチとは?その効果と最大レベルを解説

「パンチ」は、弓による攻撃で矢が命中した対象をノックバック(のけぞり)させる距離を増加させる効果を持つエンチャントです。
Java版では「パンチ」と呼ばれますが、Bedrock Edition(BE版/統合版)では「衝撃」という名称が使われることもあります。
このエンチャントは弓専用であり、他の武器や道具に付けることはできません。
パンチの最大レベルはⅡです。レベルが高くなるほど、モブを吹き飛ばす距離は伸びていきます。
具体的に、モブに至近距離からフルチャージで矢を射た場合、 パンチが付いていない弓では、吹き飛び距離が約1.5ブロック程度とされますが、
- レベルIでは約5ブロック(約5.5ブロック)
- レベルIIでは約9ブロック(または約10ブロック)も吹き飛ばすことが可能です。
パンチの効果は、主に遠距離から敵との距離を確保することを目的としています。特に強力な近接攻撃を仕掛けてくるモブに対して、安全な距離を保ちながら戦闘を進める際に有効的です。
例えば、ネザーでのピグリンなど、接近戦で襲いかかってくるモブをノーダメージで倒すのに重宝します。
ただし、パンチは矢のダメージ自体に影響を与えるわけではありません。ダメージの減少を感じることがあるかもしれませんが、これは矢のクリティカルダメージのランダム性や、矢の速度によるダメージ減衰による可能性があります。
純粋にダメージを増やしたい場合は、弓の攻撃力を向上させる「射撃ダメージ増加(パワー)」エンチャントを採用する必要があります。
剣のノックバックとの違いは何ですか?

「パンチ」と聞くと、剣に付与できる「ノックバック」エンチャントと同じ効果なのかどうか、疑問に思うかもしれません。
結論から言いますと、パンチとノックバックの効果は、対象を後方に押し飛ばすという点でほぼ同じ作用を持ちます。
しかし、これらは付与できる対象アイテムが異なりますので、使い分けが必要です。
- パンチ(衝撃):弓専用のエンチャントです。
- ノックバック:剣専用のエンチャントです。
どちらも最大レベルはⅡであり、レベルが高いほど対象を吹き飛ばす距離が長くなる点も共通しています。
剣のノックバックは、主に近接戦闘において、敵に囲まれた際に距離を取るために有効です。特に狭い洞窟などでダッシュ攻撃が難しい場合でも、その場で攻撃するだけで敵を吹き飛ばし、クリーパーなどの爆発を回避するのに役立ちます。
一方、弓のパンチは、すでに遠距離からの攻撃手段である弓に、さらに強力なノックバック効果を付与します。パンチの採用については、「パンチいらない」という意見も存在しますが、その主な理由は、吹き飛ばしすぎると次の攻撃が難しくなったり、貴重なドロップアイテムが回収できなくなる可能性があるためです。
そのため、ドロップアイテムが不要で、とにかく敵を遠ざけたい、または落下させたいといった特定の場面でのみ、パンチが採用されることが多いです。
剣のノックバックと弓のパンチは、その用途に応じて、パンチなしの武器と組み合わせて使い分けることが重要だと言えます。
マイクラパンチの入手方法とエンチャントのやり方

マイクラパンチ(衝撃)のエンチャントは、いくつかのやり方で入手し、弓に付与することができます。
主な入手方法は以下の通りです。
- エンチャントテーブルで弓に直接付与する: パンチは弓に付けられるエンチャントの種類が少なめなので、狙って付けることは難しくありません。最高レベルのエンチャントにはプレイヤーレベル30が必要で、1回のエンチャントで3レベル消費されます。
- エンチャント本を入手し、金床で弓と合成する: エンチャントの本は、村人の司書との交易、釣り、構造物(ジャングルの寺院、砂漠の寺院、森の洋館、エンドシティなど)の宝箱から入手できます。金床を使うことで、エンチャントの本に付与されているパンチ効果を弓に付与できます。
- コマンドを使用する: クリエイティブモードまたはチートが有効なワールドの場合、
/enchant
コマンドを使って弓に直接パンチを付与できます。統合版(Bedrock Edition)では、弓を手に持った状態で、/enchant @s punch 2
と入力することでパンチⅡを付与可能です。
特に、司書取引は、必要なエンチャント本を確実かつ効率的に入手できる最も推奨される方法です。エメラルドは農民との野菜取引で効率的に入手できます。
将来的なアップデート:司書取引はどうなる?

エンチャントの入手方法の中でも、村人との取引、特に司書との交易は非常に重要ですが、将来的なアップデートでそのシステムが変更される可能性があるという情報があります。
2025年9月現在の情報では、多くの攻略サイトで「司書ガチャ廃止」という情報が流布していますが、これは完全な誤解であり、通常のサバイバルモードでは従来の司書ガチャ(取引リセットによるエンチャント本の厳選)は引き続き完全に有効です。バイオーム依存の取引システムは現在、「実験的機能」段階に留まっています。
ただし、将来的なアップデート(時期未定)の予定として、各村のバイオーム毎に異なるエンチャントの本が選出されるようになります。
その情報によると、
- 平原の司書が、取引レベル1〜4でランダムでパンチ、アンデッド特攻、虫特攻のエンチャント本を提示するようになる見込みです。
もしこのアップデートが実装された場合、マイクラ パンチのエンチャント本を狙うには、平原の司書が有力な選択肢となるでしょう。
しかし、現時点では、村人増殖施設を作り、司書を確保する従来の方法が最も効率的なエンチャント本入手方法であることは変わりません。
パンチが乗る特殊な矢の効果と面白い活用法

パンチエンチャントは、通常の矢だけでなく、効果付きの矢にもそのノックバック効果が乗る、という特徴を持っています。
効果付きの矢にはポーションの能力が付与されており、例えば毒の矢や負傷の矢など、様々な特殊効果を持つものがあります。パンチの効果が乗ることで、特殊効果を与えつつ、さらに安全に距離を取ることが可能になります。
また、パンチが付いた弓は、戦闘だけでなく、プレイヤー自身の移動手段として利用できる面白い活用法があります。
特にJava Edition (JE) の古いバージョン(Ver1.10.2など)では、矢を真上に射って自分自身に当てることで、パンチのノックバック効果を利用し、高いジャンプや渓谷越えの移動テクニックが可能でした。現在のバージョン(2025年9月現在)では、自分自身に矢を当てるのが難しくなり、以前よりもテクニックとしては厳しくなっていますが、不可能ではありません。
もし、メイス専用のエンチャントである「ウィンドバーストIII(爆風III)」が付与されたメイスと、パンチ弓を組み合わせることで、より高い機動力や連続攻撃のチャンスを生み出すことができるかもしれません。
ただし、矢を自分に誤射した場合、パンチの効果でプレイヤー自身が吹っ飛ぶため、落下ダメージを受ける可能性があります。これを防ぐためには、ブーツに「落下耐性IV」のエンチャントを付与しておくことが強く推奨されます。
このようにマイクラ パンチは、工夫次第で、戦闘補助を超えたユーティリティとしても活用できるエンチャントだと言えるでしょう。
最強のマイクラ弓を作る:パンチの競合と採用判断
- 最強弓を目指す!パンチと組み合わせたい必須エンチャント
- 無限と修繕は競合する?パンチ採用時の判断基準
- 射撃ダメージ増加とパンチはどちらが優先されますか?
- パンチⅡを採用した弓の「最強構成」コマンド例
- ノックバック系エンチャントを避けるべきケースと注意点
最強弓を目指す!パンチと組み合わせたい必須エンチャント

最強の弓を構築する上で、パンチエンチャントは用途によって採用が分かれるエンチャントですが、他のいくつかのエンチャントは弓使いにとってほぼ必須と言えるでしょう。
パンチを含まない、基本的な最強弓に必要なエンチャント構成(修繕型)は、以下の四つが核となります。
- 射撃ダメージ増加V (Power V): 弓の攻撃力を大幅に向上させるエンチャントであり、弓にとって最も優先度の高いエンチャントです。最大レベルVまで上げると、弓の攻撃力は+150%向上し、フルチャージでゾンビやクリーパーを一撃で倒すほどの火力を発揮します。
- 修繕I (Mending I): 経験値を獲得することで、自動的に耐久度を回復させる、非常に有用なエンチャントです。これにより、弓を半永久的に使い続けることが可能になります。ただし、この修繕は、次に挙げる「無限」とは競合するエンチャントであり、同時付与はできません。
- 耐久力III (Unbreaking III): アイテムの耐久値の減少率を75%軽減し、弓を長持ちさせます。弓の耐久値は384とそこまで多くないため、修理コストや手間を減らすためにも必須級のエンチャントです。
- フレイムI (Flame I): 矢に火を付け、命中したモブに5秒間の持続ダメージ(火炎ダメージ)を追加で与えます。また、牛やニワトリなど、肉をドロップするモブを倒した場合、肉が焼けた状態でドロップするという地味ながら便利な効果もあります。
これらの必須エンチャントに加えて、パンチIIを採用することで、高い火力を持ちつつ、敵との距離制御も容易に行える弓が完成します。
無限と修繕は競合する?パンチ採用時の判断基準

マイクラ弓エンチャントの中でも、「無限(Infinity)」と「修繕(Mending)」は競合するエンチャントであり、同時に付与することができないため、弓使いにとって永遠のテーマとなります。パンチを採用するかどうかの判断は、この無限/修繕の選択とも深く関わってきます。
この二つの選択は、プレイスタイルとアイテム運用によって決まります。
- 修繕を選択する場合: 長期的な運用を前提とし、矢の消費は許容します。経験値トラップなどがあれば耐久値の回復は容易で、弓を半永久的に使用できます。村人(矢師)から矢を安く大量に入手できるため、長期的に見てコストパフォーマンスが高いと言えます。
- 無限を選択する場合: 矢を1本持っているだけで、耐久力がある限り矢の残数を気にせず射撃できます。特に探索や遠距離戦で矢の補給を気にしなくて済むのが大きなメリットです。ただし、耐久値の回復は金床での修理に頼ることになり、修理回数を重ねるごとに必要な経験値コストが跳ね上がります。また、効果付きの矢は無限の効果の対象外であり、通常通り消費されてしまう点にも注意が必要です。
パンチを付けるかどうかを検討する際、もしあなたがパンチを付けた弓を「使い捨ての緊急用武器」や「アスレチック用」として割り切って使うのであれば、矢の節約を優先し、無限を付けても良いでしょう。
しかし、メイン武器として長く愛用したいのであれば、パンチを採用する場合でも修繕を付ける方が無難な選択と言えるでしょう。
射撃ダメージ増加とパンチはどちらが優先されますか?

弓を使う上で、「射撃ダメージ増加(パワー)」と「パンチ」のどちらを優先すべきか、という疑問はよく聞かれます。
これは、弓の役割を考えれば明確になります。弓の最大の役割は、遠距離から敵にダメージを与えることです。そのため、ダメージを直接増加させる「射撃ダメージ増加V」が圧倒的に優先されます。射撃ダメージ増加は弓のダメージを最大で+150%向上させ、戦闘効率を大きく高めます。
一方、パンチはダメージ自体を増やす効果はなく、あくまで距離制御のための補助的なエンチャントです。パンチの採用意義は、主に「防御的なノックバック」にあります。
幸いなことに、この二つのエンチャントは競合しないため、最強の弓には両方付与することが可能です。高い火力を確保した上で、さらにノックバック効果も付与できるため、安全性も高められます。
しかし、前述の通り、パンチはモブを吹き飛ばしすぎて、次の攻撃が難しくなるというデメリットもあるため、パンチの採用は任意となります。
もしエンチャントコストが高くなりすぎたり、ドロップアイテムの回収を重視したい場合は、射撃ダメージ増加Vを優先し、パンチはあえて外すのが賢明な選択と言えるでしょう。
パンチを採用する場合は、ノックバック効果を最大限に得るために、マイクラ パンチ 最大レベルであるレベルⅡを目指すのがおすすめです。
パンチⅡを採用した弓の「最強構成」コマンド例

サバイバルモードでエンチャント本を集めて金床で合成するのは時間がかかりますが、チートやクリエイティブモードを利用すれば、マイクラパンチⅡを含む理想的な最強弓を瞬時に作り出すことができます。
これは、エンチャントの仕組みを理解したり、マルチプレイサーバーでの管理者作業などにも役立ちます。
ここでは、パンチⅡを含み、最も汎用性が高いとされる修繕を選択した弓の最強構成を付与する、統合版の/enchant
コマンドの例をご紹介します。
弓を手に持った状態で、以下のコマンドを順番に入力し、実行してください。
/enchant @s power 5
(射撃ダメージ増加 V)- 弓の火力を最大まで高めます。
/enchant @s mending 1
(修繕 I)- 耐久値を経験値で自動回復させます。
/enchant @s unbreaking 3
(耐久力 III)- 耐久値の消耗を軽減し、弓の寿命を大幅に伸ばします。
/enchant @s flame 1
(フレイム I)- 矢に火を付け、追加の持続ダメージを与えます。
/enchant @s punch 2
(パンチ II)- 敵を大きく吹き飛ばし、距離を確保します。これがパンチ最大レベルです。
これらのエンチャントはすべて同時に付与可能であり、この手順でパンチ最大レベルを採用した非常に強力な弓が完成します。
もし、修繕ではなく無限を採用したい場合は、2番目のコマンドを/enchant @s infinity 1
に変更してください。Java版では/give
コマンドを使用すれば、一度に全てのエンチャントを付与することが可能です。
ノックバック系エンチャントを避けるべきケースと注意点

マイクラでしてはいけないこと、というわけではありませんが、ノックバック系エンチャント(剣のノックバックや弓のパンチ)を採用する際に、効率の観点から避けるべき戦闘シーンがいくつか存在します。
最も注意すべきなのは、ドロップアイテムの回収が必須な戦闘です。
特にネザーで戦うモブ、例えばガストやブレイズは、パンチで吹き飛ばしすぎるとマグマに落ちてしまい、貴重なドロップ品(ブレイズロッド、ガストの涙など)が消滅するリスクがあります。
ウィザースケルトン狩りで頭蓋骨を狙う際にも、吹き飛ばして穴に落としてしまうと回収が困難になります。これらの場合は、パンチをいらないと判断し、パンチなしの弓を使うべきです。
また、剣のノックバックの場合も同様で、敵を吹き飛ばしすぎると連続攻撃が難しくなり、総合的なDPS(秒間ダメージ)が低下する可能性があります。強力な敵を一気に仕留めたい場合や、アイテムボーナス(ドロップ増加)を活かして効率よくモブを狩りたい場合は、ノックバック系のエンチャントを避けるか、レベルIに抑えることを検討しましょう。
パンチを使う上で他に注意すべき点は、自分自身への誤射です。矢を真上に射って自分に当ててしまうと、パンチの効果が発動し、プレイヤー自身が吹き飛ばされて落下ダメージを負う可能性があります。落下ダメージを防ぐためには、ブーツに落下耐性IVを付与しておくことが推奨されます。
ノックバックは状況によっては非常に強力な防御手段となり得ますが、不用意に付けてしまうと、逆にアイテム回収の効率や戦闘リズムを乱す結果につながる可能性があるため、用途に応じた武器の使い分けが重要だと言えます。
総括:マイクラ パンチエンチャントの真価と、目的別最強弓の選び方
この記事のまとめです。
- パンチは弓専用のエンチャントで、矢が命中したモブを後方に大きく吹き飛ばす効果を持つ
- パンチの最大レベルはIIであり、レベルIIでは至近距離から約9〜10ブロック程度吹き飛ばせる
- 剣に付与できるノックバックと効果は同一だが、パンチは弓専用である
- パンチエンチャントは矢のダメージ自体には影響を与えない
- パンチと「射撃ダメージ増加(パワー)」は競合しないため、両立した最強弓が作成可能である
- 最強弓には、通常「射撃ダメージ増加V」「耐久力III」「フレイムI」の採用が強く推奨される
- 弓の運用において「修繕」と「無限」は競合するため、どちらか一方を選択する必要がある
- 長期的な使用を考慮する場合、矢の消費を許容し経験値で耐久値を回復できる修繕が一般に推奨される
- 矢の残数を気にせず撃ちたい場合や、使い捨ての弓には無限の採用が適している
- パンチの主な用途は、近接攻撃型のモブから安全に距離を確保することや、狭い足場から敵を落下させることである
- マイクラパンチを採用すると、モブを吹き飛ばしすぎて次の攻撃が難しくなるデメリットがある
- ガストやブレイズなど、ドロップアイテムがマグマに落ちるリスクがあるモブに対しては、パンチは採用しない方が賢明である
- エンチャントテーブル、村人(司書)との取引、釣りなどでパンチのエンチャント本を入手できる
- 2025年9月現在、司書システムの大幅な変更はまだ発生しておらず、従来の司書ガチャは引き続き利用可能である
- パンチ効果は、光の矢や効果付きの矢にも適用される