マイクラ雪玉ダメージの真実!例外と強化コマンド解説

マインクラフトの世界で、誰もが一度は手に取るであろうアイテムの一つが「雪玉」ですよね。

可愛らしい見た目に反して、遠くまで投げることができ、敵モブに当てるとノックバック(吹き飛ばし)が発生します。

しかし、「雪玉は本当にダメージを与えられないの?」「マイクラ雪玉ダメージを上げる方法はないの?」と疑問に感じて「マイクラ雪玉ダメージ」で検索されている方も多いのではないでしょうか。

特に、ミニゲームやカスタムサーバーでは、雪玉を攻撃魔法のように活用したいというニーズも高いはずです。

この記事では、マイクラ雪玉の基本の攻撃力から、ダメージを与えられる数少ない例外、そして雪玉を強力な武器や魔法に変えるためのコマンドを使ったダメージアップ(マイクラ雪玉攻撃力)の方法までを、統合版(Bedrock版)とJava版の違いを含めて、詳しく解説していきます。

スノーゴーレムの雪玉が敵に与える効果や、雪玉を効率的に集める方法(マイクラ雪玉いらないと思っている方もいるかもしれませんが)についても触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を読めば、雪玉が単なる投擲アイテムではなく、工夫次第で無限の可能性を秘めた強力なツールとなることがわかります。

この記事のポイント
  • 雪玉は基本的にダメージを与えないが、ブレイズとエンダードラゴンには有効
  • スノーゴーレムの雪玉はノックバック効果のみだが、統合版では火を付与できる
  • コマンドを使えば、雪玉に任意のダメージや魔法効果を簡単に付与できる
  • 統合版では/damageコマンド、Java版ではinstant_damage効果が雪玉ダメージアップの鍵となる
目次

マイクラ雪玉の基本:なぜダメージがないのか?

マインクラフトにおいて、雪玉は投げられる発射物の一つですが、ほとんどのモブやプレイヤーに対しては、残念ながらダメージを与えることができません。しかし、雪玉の持つポテンシャルは決して低くなく、特定のモブへの対策や、ノックバックによる妨害として非常に役立つ、地味ながらも重要なアイテムなのです。ここでは、雪玉が持つ基本的な特性と、ダメージに関する例外的なルールについて見ていきましょう。

  • 雪玉の攻撃力は基本ゼロです
  • 例外!ブレイズには雪玉が有効な理由
  • スノーゴーレムの雪玉はダメージを与えますか?
  • 雪玉はエンダードラゴン討伐にも役立ちます

雪玉の攻撃力は基本ゼロです

雪玉は、持った状態で使用ボタン(右クリックなど)を押すことで投げることができます。投げられた雪玉は重力の影響を受け、放物線を描くように落ちていきます。

モブやプレイヤーに雪玉が当たった場合、ノックバック(吹き飛ばし)効果は発生するものの、体力へのダメージは発生しません。これが「マイクラ雪玉ダメージ」を検索している方が最初に直面する現実かもしれませんね。雪玉はエンティティとして扱われますが、バニラのコード内では、デフォルトでダメージを与えるエンティティとして定義されていません。エンチャントなどを追加しようとしても、ゲーム側で無視されてしまいます。

しかし、このノックバック効果だけでも、戦闘においては大きな意味を持ちます。例えば、村や拠点を守る際に、敵モブに雪玉を当てて後退させ、距離を取るための妨害手段として利用できます。

また、雪玉は1スタックで16個までしか持てないという弱点がありますが、雪玉4個で雪ブロック1個をクラフトできるため、雪ブロックに圧縮することで大量に持ち運ぶことが可能です。ネザーに雪ブロックを置いても溶ける心配はありませんので、必要な時にシャベルで崩して雪玉に戻すという使い方ができます。この無限に量産できるという点が、雪玉を「マイクラ雪玉いらない」とは言わせない大きな強みになっています。

雪玉は、雪ブロックや積もった雪をシャベルで破壊することで簡単に入手できます。また、スノーゴーレムを自動雪玉製造機に利用すれば、半永久的に雪玉を確保できるため、大量消費する用途でも安心です。雪玉製造機の作り方も非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。

例外!ブレイズには雪玉が有効な理由

ほとんどのモブに対してダメージゼロの雪玉ですが、ネザーに生息するブレイズだけは、このルールの例外となります。

ブレイズは炎のモブであり、寒さに弱いという設定があるため、雪玉を当てるとダメージを与えることができるのです。雪玉一発につき、ブレイズに3ダメージ(ハート1.5個分)を与えることができます。ブレイズの体力は20(ハート10個)なので、雪玉を7発当てることで倒すことが可能です。

ブレイズは遠距離から火球を投げて攻撃してくる強敵ですが、雪玉を使えば、弓矢のように引き絞る必要がなく、高速で連射できるため非常に有効な遠距離武器になります。弓矢の場合、最大まで引き絞れば9ダメージを与えられますが、連射できない点や、矢の製作の手間を考えると、無限に量産できる雪玉はブレイズ狩りにおいて非常に優秀な選択肢です。

ブレイズ狩りの際は、必ず耐火ポーションを用意するか、全身に鉄以上の防具を装備することが重要ですが、雪玉を大量に持ち込めば、安全な距離から効率的にブレイズロッドを集めることができます。雪玉はネザーに持ち込む際も、雪ブロックに圧縮すれば荷物を圧迫しません。

このように、雪玉は「マイクラ 雪玉 攻撃力」を考えた場合、ブレイズという特定の敵に対しては極めて有効な対抗手段となるのです。

スノーゴーレムの雪玉はダメージを与えますか?

スノーゴーレムは、雪ブロック2つとカボチャ(くり抜かれたもの、またはジャック・オ・ランタン)を使ってプレイヤーが召喚できる友好的なモブです。彼らは近くにいる敵モブを見つけると、雪玉を投げて応戦してくれます。

しかし、プレイヤーが投げた雪玉と同じく、スノーゴーレムが投げる雪玉も、基本的にはダメージを与えることはできません。与えられる効果は、敵を後退させるノックバックのみです。ただし、このノックバックは、敵の動きを妨害するのに役立ちます。もちろん、ブレイズに対してはダメージ(3)を与えることができます。

スノーゴーレムの雪玉には、バージョンやエディションによって特別な効果が付与できることがあります。特に統合版(Bedrock版)限定ですが、スノーゴーレムを四方から火で囲う細工を施すと、雪玉に火を付与させることができます。これにより、モブに着火し、火による継続ダメージで敵を倒すことが可能になります。この仕組みを利用したものが、村の警備などで役立つ「スノーゴーレムタワー」です。青い炎(ソウルサンド/ソウルソイルに火を付けたもの)を使うと、普通の火よりも多くのダメージを与えられるためおすすめです。

スノーゴーレムは、水や雨に弱くダメージを受けてしまうことや、砂漠やサバンナなどの高温バイオームでは溶けてしまう(ダメージを受ける)という弱点がありますが、耐火のポーションをかけてあげれば高温地帯でも生存できます。彼らが歩いた場所に雪を積もらせる能力は、雪玉を無限に集める「雪玉製造機」の核となるため、その使い道は非常に多岐にわたります。

雪玉はエンダードラゴン討伐にも役立ちます

雪玉の使い道として、意外なものの一つがエンダードラゴン討伐です。

エンダードラゴンが回復に使用するエンドクリスタルは、ジ・エンドの黒曜石の塔の上に設置されています。このエンドクリスタルは、発射物をぶつけることで破壊することが可能です。

剣や弓矢、または火の玉(ファイヤーチャージ)や卵といった発射物と同じように、雪玉を投げつけてエンドクリスタルを破壊することができます。弓矢を使うよりも、雪玉の方が大量に持ち運びやすく、連射も容易なため、高い塔の上のクリスタルを破壊する際に非常に有効です。

また、エンドの世界にはエンダーマンが無数に出現し、時間経過でリスポーンしてしまうため、エンダードラゴンとの戦闘中に大きな障害となります。エンダーマンは、エンティティ(飛び道具)が自身に触れると瞬間移動するという特徴があります。スノーゴーレムの雪玉もこの例外ではないため、スノーゴーレムを複数体召喚してエンダーマンをかく乱させるエンダーマン対策として雪玉が利用されます。1体や2体では効果が薄いですが、10体以上配置すれば、エンダーマンを無視してエンドラに集中できるほどかく乱効果を発揮できます。

雪玉は、ブレイズやエンドクリスタルといった特定の目的においては、非常に頼りになる「武器」となるのです。

マイクラで雪玉にダメージを付与するコマンド解説

バニラ状態のマイクラで雪玉がダメージを与えるのはブレイズくらいですが、コマンドを使えば、「マイクラ 雪玉 ダメージアップ」を自由に実現できます。雪玉が当たった瞬間に、雷を落としたり、爆発させたり、あるいは敵モブに大きなダメージを与えたりする、いわゆる「魔法の雪玉」を作成する方法を見ていきましょう。コマンドの実行には、チートをオンにし、コマンドブロックを利用する必要があります。

  • 雪玉にダメージを付与する基本コマンド
  • Java版で雪玉の攻撃力を実現する方法
  • プレイヤーに雪玉ダメージを与えるには
  • 雪玉を魔法の武器に変える方法

雪玉にダメージを付与する基本コマンド

雪玉にダメージを付与する基本コマンド

雪玉に任意のダメージを与えるには、雪玉がエンティティとして存在している間に、その周囲のモブやプレイヤーにダメージを与えるコマンドを繰り返し実行する必要があります。

統合版(Bedrock版)には、特定のエンティティにダメージを与える/damageコマンドが実装されています。このコマンドを雪玉の発射と連動させることが、「マイクラ 雪玉 ダメージ 統合版」を実現する最も一般的な方法です。

使用する基本構造は、executeコマンドを用いて「雪玉の場所で」「特定の動作を実行する」というものです。

必要なコマンドブロックの設定は以下の通りです

  1. ブロックの種類: リピート
  2. 条件: 無条件
  3. レッドストーン: 常時実行

雪玉でモブにダメージを与えるコマンド(統合版)の例は次のようになります

/execute as @e[type=snowball] at @s run damage @e[r=5,type=!item,type=!player] 10

このコマンドを分解すると

  • /execute as @e[type=snowball] at @s run雪玉(snowball)を主体(as)として、雪玉のある場所(at @s)で以下のコマンドを実行せよ
  • damage @e[r=5,type=!item,type=!player] 10半径5ブロック以内(r=5)にいる、アイテムとプレイヤー以外の全てのエンティティ(@e[type=!item,type=!player])に10ダメージ(ハート5個分)を与えよ

この方法を使えば、雪玉が当たったモブを即座にキルすることも可能です。

また、/damageコマンドは、ダメージの種類(例:firefalllightningなど)やダメージの発生源となるエンティティまで細かく設定できるため、カスタムマップ制作などで非常に役立ちます。

Java版で雪玉の攻撃力を実現する方法

Java版(特に1.19.2など)では、残念ながら/damageコマンドは実装されていません。そのため、「マイクラ 雪玉 ダメージ コマンド java」を実現するには、負傷のポーション効果(instant_damage)を利用するのが一般的な抜け道となります。

Java版で雪玉が当たった際にダメージを与えるには、雪玉の周囲にいるターゲットに即時ダメージ効果を付与するコマンドを繰り返します。

即時ダメージ効果を利用するコマンド(Java版の例)

/execute as @e[type=snowball] at @s run effect @p[distance=..1] minecraft:instant_damage 0 1

このコマンドは、雪玉が存在する場所にいるプレイヤー(@p[distance=..1])に即時ダメージ効果をレベル1で付与します。

ただし、この方法は、雪玉が速く動くため、ターゲットに当たっても次のティック(ゲーム内の時間単位)で雪玉が消えてしまい、ダメージがうまく入らない「ティックの問題」が発生する可能性があります。そのため、ダメージが当たったエンティティ(プレイヤーなど)を検出するためのカスタムアドバンストメント(進捗)やデータパック、あるいはプラグインといった、より高度な方法が必要になる場合があります。

もしカスタムサーバーで、ノックバックだけを与え、ダメージなしにしたい場合は、プラグインやデータパックの導入が必要になるかどうかを検討する必要があります。

プレイヤーに雪玉ダメージを与えるには

プレイヤーに雪玉ダメージを与えるには

雪玉をプレイヤー同士の対戦(PvP)やミニゲームで使いたい場合、「マイクラ 雪玉 ダメージ」をプレイヤーにも与えられるように設定する必要があります。前述のコマンドを応用することで実現可能です。

統合版の場合、基本の/damageコマンドのターゲットをプレイヤーに変更すれば実現できます。

/execute as @e[type=snowball] at @s run damage @a[r=5] 10

この例では、半径5ブロック以内の全てのプレイヤー(@a)に10ダメージを与えます。

Java版やカスタムサーバーでより洗練されたダメージ設定を行う場合は、カスタムタグを活用する方法があります。例えば、特定の名前やタグを持つ雪玉を投げた場合にのみダメージを与える設定です。

Redditの議論では、カスタムタグ付きの雪玉を投げたプレイヤーを検出し、そのプレイヤーの近くを飛ぶ雪玉にタグを付与し、さらに雪玉がターゲットに近接した際にダメージを与えるという、複雑なコマンドチェーンが提案されています。

例えば、プレイヤーにダメージを与える際に、ダメージの種類を「freezing(凍結ダメージ)」に設定する例も挙げられています。

/execute as @a at @s if entity @e[tag=icy_snowball,distance=..0.8] run damage @s 1 freeze

このコマンドは、プレイヤーの近くにあるタグ付き雪玉(icy_snowball)が検出された場合、プレイヤー自身に1ダメージを凍結ダメージとして与えます。/damageコマンドは、被ダメージエンティティ、ダメージ量に続けて、ダメージの種類を指定できるため、ゲームの状況に応じた防御計算をマイクラ側で行わせることが可能です。

雪玉を魔法の武器に変える方法

「マイクラ 雪玉 コマンド」を活用すれば、単にダメージを与えるだけでなく、雪玉を「魔法」のように利用することができます。これは、雪玉がエンティティであるという特性を利用して、雪玉の座標で特定の魔法効果を実行させることで実現します。

主なコマンドは、前述の通り/executeコマンドですが、ダメージの代わりに召喚魔法(summon)やパーティクル(particle)、またはブロック設置(setblock)のコマンドを組み合わせます。

炎魔法の例として、雪玉が飛んだ場所に炎の演出(パーティクル)を発生させるコマンドがあります。

  • 統合版:/execute as @e[type=snowball] at @s run particle minecraft:mobflame_single
  • Java版:/execute as @e[type=snowball] at @s run particle minecraft:flame

さらに強力な攻撃魔法として、雪玉が当たった場所に雷を落とす設定も可能です。

  • 統合版:/execute as @e[type=snowball] at @s run summon lightning_bolt

雷のダメージ(雷で6ダメージなど)は非常に強力であり、サバイバルモードで実行すると炎のダメージも受けてしまうため、クリエイティブモードでの実践が推奨されます。

他にも、雪玉が当たった場所に水や氷を固定で設置する氷魔法・水魔法のコマンドも存在します。

  • 氷魔法(統合版):/execute as @e[type=snowball] at @s run setblock ^^^ ice
  • 水の魔法(Java版):/execute as @e[type=snowball] at @s run setblock ^ ^ ^ minecraft:water

また、雪玉が当たったモブを毒状態にする毒魔法や、徐々に衰弱させる闇魔法、あるいは宙に浮かせて落下ダメージを狙う風魔法なども、/executeコマンドとeffectコマンドを組み合わせることで実現できます。

このように、雪玉はコマンドを活用することで、ミニゲームの要素や、独自の冒険を彩る強力な「マイクラ 雪玉 攻撃力」を持つカスタムアイテムへと進化させることが可能なのです。

総括:マイクラ雪玉ダメージの基本とコマンド活用のすべて

この記事のまとめです。 雪玉の基本はノックバック効果のみだが、特定の敵やコマンドによってその用途は無限に広がる、というのがマイクラ雪玉ダメージに関する結論である

  • 雪玉は基本的にダメージを与えない投擲アイテムである
  • 雪玉が当たったモブにはノックバック効果が発生する
  • 雪玉はブレイズに対しては1発につき3ダメージ(ハート1.5個分)を与える
  • ブレイズは体力20のため、雪玉7発で倒すことが可能である
  • ブレイズロッド集めの際は、雪玉を大量に用意するのが効率的である
  • 雪玉はエンドクリスタルを破壊でき、エンダードラゴン討伐に役立つ
  • スノーゴーレムの雪玉も基本はダメージを与えないが、敵の妨害に使える
  • 統合版のスノーゴーレムは、火で囲うことで雪玉に火を付与しダメージを与えられる
  • 雪玉をコマンドでダメージアップさせるには/executeコマンドが必須である
  • 統合版では/damageコマンドを用いて雪玉に任意のダメージを付与できる
  • 統合版のダメージコマンドの構文は/damage 対象 ダメージ量が省略可能である
  • Java版では/damageコマンドが存在しないため、effect instant_damageで代用することが多い
  • 雪玉のコマンド設定において、ティックの問題でダメージが入りにくい場合がある
  • 雪玉コマンドに/summon lightning_boltを組み込むと雷魔法となる
  • 雪玉は雪ブロックに圧縮することで大量に持ち運びが可能である
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この記事を書いた人

マインクラフトのピクセル建築とドット絵制作を愛するクラフター。
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