【マイクラ】トロッコの速度変更が流行ってるらしい…https://t.co/YS82lFhAWM pic.twitter.com/QjRRuD2vw1
— ゆっくりK (@yukkuri__K) August 18, 2024
ご存じでしょうか?マイクラで広大なワールドを効率良く移動するために欠かせないトロッコに最高速度を変更できる機能が追加されたんです。
これまでレールやパワードレールの設置間隔で頭を悩ませていた方も、この機能を使えば、思い通りの速度でトロッコを走らせることが可能になります。
この記事では、「マイクラ トロッコ 速度 コマンド」の具体的な使い方から、その影響で生まれた新しい遊び方、さらに快適な乗り物へと進化したトロッコの全貌について、詳しく解説していきます。
「マインクラフトでトロッコを最速にするにはどうすればいいですか?」といった疑問も、この記事を読めばきっと解消されるはずです。
- トロッコの最高速度をコマンドで自由に設定できるようになった
- 新しいコマンドを使うには「実験的機能」を有効にする必要がある
- 超高速トロッコによって、これまでにないユニークな遊び方が可能になった
- トロッコの挙動自体も大幅に改善され、より快適な乗り物に進化した
マイクラのトロッコ速度をコマンドで変更!基本と設定方法
- コマンドの構文と基本設定
- 実験的機能「トロッコの改善」をオンにする手順
- 最大・最小・デフォルト値と速度の上限
- トロッコの最高速度を限界まで引き上げる方法
- 速度変更コマンドの活用例と注意点
コマンドの構文と基本設定

マインクラフトにおいて、トロッコの最高速度をコマンドで変更する機能が追加されました。
この画期的な機能は、特定のコマンドを入力することで、レールや傾斜、パワードレールの有無といった従来の要素に加えて、プレイヤーが直接トロッコの速度上限をコントロールできるようにするものです。
そのコマンドとは、「/gamerule minecartMaxSpeed <数値>
」です。
この構文において、「<数値>
」の部分に任意の数字を入力することで、トロッコの最高速度を指定することができます。
例えば、数値として「8」を設定すれば、現在のデフォルト値に戻すことができ、これは通常のトロッコの速度上限に相当します。一方で、「80」のような大きな値を設定すれば、速度上限が大幅に引き上げられ、トロッコは驚くほどの速さで加速していく様子が確認されています。
ただし、このコマンドを機能させるためには、重要な前提条件があります。
それは、ワールドを作成する際に「実験的機能」の中にある「トロッコの改善」という項目をオンにしておく必要があるということです。
この機能が有効になっていない状態では、上記コマンドを実行してもエラーとなり、トロッコの速度は変更されません。
これは、開発チームがトロッコの挙動変更や新機能についてプレイヤーからのフィードバックを収集している段階であり、まだ正式な実装が決定しているわけではないためです。
そのため、この強力な速度変更コマンドを試す際は、必ず新しいワールドで実験的機能を有効にすることから始めてください。
既存のワールドで有効にする方法も存在しないわけではありませんが、一般的な手順ではなく、ファイル編集を伴うため推奨されていません。
このコマンドはJava版に特有の機能であり、現時点での最新スナップショット(24w33a以降)やベータ版で利用可能です。
実験的機能「トロッコの改善」をオンにする手順

トロッコの最高速度を変更する画期的なコマンド「minecartMaxSpeed」を利用するためには、まず特定の「実験的機能」をワールド作成時に有効にする必要があります。
この機能は「トロッコの改善(Minecart Improvements)」と呼ばれており、マインクラフトのトロッコに関する将来的なアップデート内容を先行して試すことができるものです。
この設定をオンにする手順は以下の通りです。まず、マインクラフトを起動し、「ワールド新規作成」の画面へ進みます。次に、ワールド作成画面内で「その他の設定」という項目を探してクリックします。そこからさらに「実験的機能」というタブを選択してください。
「実験的機能」の画面に進むと、様々な試験的な機能のリストが表示されますので、その中から「トロッコの改善」または「Minecart Improvements」という項目を見つけ、これをオンに切り替えます。
設定が完了したら、「完了」ボタンを押して設定を保存し、新しいワールドを作成すれば準備は完了です。注意点として、この設定はワールドの新規作成時にのみ適用可能であり、すでに作成済みのワールドに後から適用することは、通常の方法ではできません。
既存のワールドで実験的機能を有効にするには、level.datファイルを専用エディタで編集するといった高度な知識とリスクを伴う作業が必要となるため、特別な理由がない限りは新しいワールドでの試用が推奨されます。
このプロセスを経て「トロッコの改善」が有効になったワールドでは、トロッコの最高速度を変更するコマンドだけでなく、後述するトロッコの挙動に関する様々な改善点も体験できるようになります。
これは開発チームがプレイヤーからのフィードバックを得るために導入した機能であり、最終的な実装形態ではない点も覚えておきましょう。
最大・最小・デフォルト値と速度の上限

「マイクラ トロッコ速度コマンド」である/gamerule minecartMaxSpeed
を使う上で、設定できる数値には上限と下限が設けられています。
このコマンドで指定できる最大値は1000、最小値は1です。
もし1000を超える数字や1未満の数字を入力した場合、コマンドはエラーとなり、設定は反映されません。そして、特に指定しない場合のデフォルト値は「8」に設定されています。このデフォルト値は、マインクラフトにおけるトロッコの一般的な最高速度、すなわち毎秒8ブロックという速度に相当します。
この「minecartMaxSpeed」は、あくまでトロッコが到達できる「速度の上限」を定義するものであり、その値を設定したからといって、トロッコがすぐにその速度に達するわけではありません。
実際に設定した最高速度に到達させるためには、パワードレールを適切に配置したり、長い下り坂を利用したりするなど、従来のトロッコの加速方法を組み合わせる必要があります。
例えば、コマンドで最高速度を大幅に引き上げたとしても、レールの距離が短かったり、十分な加速装置がなければ、その上限まで速度は伸びません。
しかし、パワードレールを十分に活用したり、下り坂を効果的に使えば、設定した上限値までトロッコは加速していきます。
特に、デフォルト値の半分である「4」に設定すると、トロッコの速度は非常に遅くなり、その影響を実感できるでしょう。
逆に、上限値である「1000」に設定し、十分な加速条件を整えることができれば、トロッコが残像を伴うほどの超高速で移動する様子を見ることが可能になります。
ただし、現実的にはゲームエンジンの処理の制約から、理論上の最大速度1000に達することは難しく、約400ブロック/秒程度が実質的な限界であるとされています。
トロッコの最高速度を限界まで引き上げる方法

マインクラフトでトロッコの最高速度を限界まで引き上げたい場合、「マイクラ トロッコ速度コマンド」を活用するのが最も効果的な方法です。
具体的には、前述の/gamerule minecartMaxSpeed <数値>
コマンドを使用し、設定可能な最大値である「1000」を入力します。
コマンドの構文としては、「/gamerule minecartMaxSpeed 1000
」と実行することになります。
このコマンドを実行することで、トロッコが到達できる理論上の最高速度が、デフォルトの8から一気に1000ブロック/秒まで引き上げられます。
しかし、先にも触れたように、この数値は「上限」であり、コマンドを設定しただけでトロッコが即座にこの速度に達するわけではありません。
実際にこの限界速度を引き出したトロッコを体験するには、プレイヤーはレールの敷設方法やパワードレールの配置を工夫する必要があります。
特に重要なのは、パワードレールの存在です。パワードレールはトロッコを加速・減速させる機能を持つレールで、これを適切に配置することで、トロッコは減速することなく、設定された最高速度に到達しやすくなります。
例えば、発射地点に3つ以上のパワードレールを連続して設置するだけで、トロッコは最高速度に到達することが他のプレイヤーの検証で明らかになっています。
また、常に最高速度を維持したい平坦な場所では、通常のレール32ブロックに対してパワードレール1つの割合で設置するのが理想的とされています。
上り坂では、より多くのパワードレールが必要になります。
コマンドで速度上限を引き上げた上で、このようなパワードレールの設置を組み合わせることで、まさに「残像が見えるほど」の驚異的な速さでトロッコを走らせることが可能になります。
これにより、広大なワールドの移動がこれまでにないほど快適になり、トロッコを使ったジェットコースターなどの制作においても、その可能性が大きく広がることでしょう。
速度変更コマンドの活用例と注意点

「マイクラ トロッコ速度コマンド」である/gamerule minecartMaxSpeed
の導入は、マイクラのゲームプレイに新たな次元をもたらしました。
このコマンドの最も分かりやすい活用例の一つは、高速なジェットコースターの制作です。
従来のトロッコでは実現できなかった、残像が見えるほどの速度でレールを駆け抜ける体験は、プレイヤーの創造力を掻き立て、よりダイナミックなアトラクションを作り出すことを可能にします。
速度の上限を上げることで、トロッコが高速で移動する際に見える「ワゴンホイール効果」や、まるで「遠心分離機」や「量子加速器」のような見た目になる現象も確認されており、視覚的な楽しさも増しています。
また、この超高速トロッコは、既存のメカニズムに新しい応用を生み出す可能性も秘めています。
例えば、TNTキャノンの進化です。トロッコに乗せたTNTを高速で発射することで、これまでにない射程や威力のTNTキャノンを構築できるかもしれません。
SNS上では、高速トロッコに乗った村人がとんでもない勢いで発射されてしまう様子が共有されるなど、予期せぬ、しかし爆笑必至の挙動も生まれています。
これは、単に移動速度を上げるだけでなく、物理演算に与える影響が大きいため、様々な実験的な試みが可能になることを示唆しています。
しかし、このコマンドを使用する際にはいくつかの注意点があります。
まず、「実験的機能」として提供されているため、将来的に仕様が変更されたり、削除されたりする可能性があることを理解しておく必要があります。
あくまでフィードバック収集のための機能であるため、このコマンドに依存した大規模な構造物を作る際はその点を考慮しましょう。
また、あまりに高い速度上限を設定すると、ゲームの処理が追いつかなくなり、予期せぬバグやクラッシュが発生する可能性もゼロではありません。
特にマルチプレイヤー環境では、他のプレイヤーの環境に与える影響も考慮に入れるべきでしょう。
コマンド実行時のエラーを避けるためにも、数値は「1」から「1000」の範囲内で設定するようにしてください。
これらの点を踏まえつつ、この新しいコマンドを存分に活用し、マインクラフトの世界での移動や創造性をより一層楽しんでください。
マイクラ トロッコ速度コマンド導入後の新たな遊び方とその他のアップデート
- 超高速トロッコがもたらす新しいゲーム体験
- アクセシビリティ設定と視点移動の改善
- トロッコの挙動と安定性の向上
- パワードレールとの組み合わせで最速を目指す
- トロッコ以外の注目アップデートとバグ修正
超高速トロッコがもたらす新しいゲーム体験

「マイクラ トロッコ速度コマンド」によってトロッコの最高速度が変更可能になったことは、マインクラフトにおける新しいゲーム体験の扉を開きました。
この機能は、単に移動を速くするだけでなく、プレイヤーの創造性を刺激し、これまでにないアトラクションやメカニズムを生み出す可能性を秘めています。
最も明確なのは、冒頭でも触れた「超高速ジェットコースター」の実現です。
コマンドで速度上限を大幅に引き上げることで、現実のジェットコースターのような猛スピードを体感できるようになり、レールから飛び出し、空中を曲線を描きながら飛ぶトロッコの挙動は、視覚的にも非常にダイナミックです。
実際に、トロッコが加速しすぎて残像が見えるほどの速度になることが報告されており、これは従来のマイクラでは考えられなかった体験でしょう。
また、この速度変更機能は、物理演算を利用したクリエイティブな用途にも広がりを見せています。
例えば、コミュニティでは高速トロッコに乗った村人がレールから勢いよく飛び出し、「遠心分離機」や「量子加速器」のようだと話題になっています。
このような予測不能な、しかし面白い挙動は、プレイヤーに新たなインスピレーションを与え、「どうすればもっと面白く、もっと速くできるか」という探求心を刺激します。
さらに、超高速で移動するトロッコが、TNTキャノンの弾頭として利用される可能性も示唆されています。
通常のTNTキャノンよりもはるかに遠くまで、あるいは特定の角度で発射するといった、新たな戦略や仕掛けのアイデアが生まれるかもしれません。
この新しいゲームルール「minecartMaxSpeed」は、ワールドの新規作成画面にある実験的機能「トロッコの改善」をオンにすることで試すことができます。
開発者側も、トロッコのような乗り物移動をゲーム後半の選択肢としてより現実的なものにするため、プレイヤーにとってスムーズで予測可能な動きを目指していると語っています。
この試みは、マイクラの世界での移動手段が、単なる実用的なツールから、それ自体が楽しめるエンターテイメントへと進化する可能性を秘めていると言えるでしょう。
アクセシビリティ設定と視点移動の改善

トロッコに関するアップデートは、速度変更コマンドだけではありません。
プレイヤーがより快適にトロッコを利用できるよう、アクセシビリティ設定にも新しい項目が追加されました。
これは「トロッコに合わせた視点移動」というもので、デフォルトではオフになっていますが、これをオンにすることで、プレイヤーの視点がトロッコの進行方向に自動的に向くように切り替わるようになります。
これまでのマインクラフトでは、トロッコに乗って回転するレールを走る際、プレイヤーの視点は固定されたままであり、進行方向を向くためには手動で視点を操作する必要がありました。これが、特に複雑なコースを走る際には、乗り物酔いを引き起こしたり、操作が煩わしく感じられたりすることがあったでしょう。
この新しいアクセシビリティ設定が導入されたことで、プレイヤーはより直感的にトロッコの旅を楽しむことができるようになります。まるで実際の乗り物に乗っているかのように、カーブに合わせて自然と視点が動くため、没入感が向上し、景色の移り変わりをよりスムーズに体験できます。
開発者によると、この設定によって10年以上も前から存在していたトロッコに関するバグが解決されたとのことです。長年のプレイヤーにとっては、ようやく解決された問題として歓迎されることでしょう。
この「トロッコに合わせた視点移動」の機能も、前述の「マイクラ トロッコ速度コマンド」と同様に、ワールド新規作成画面の「実験的機能」にある「トロッコの改善」の項目をオンにすることで試すことができます。
この改善は、速度変更コマンドのような派手さはないかもしれませんが、日々のゲームプレイにおけるトロッコ利用の快適性を大きく向上させる、まさに「かゆいところに手が届く」ようなアップデートと言えるでしょう。
プレイヤーは自分のプレイスタイルや好みに合わせて、この設定をオンにするかオフにするかを選択できるため、よりパーソナライズされたゲーム体験が可能になります。
トロッコの挙動と安定性の向上

「マイクラ トロッコ速度コマンド」の導入と合わせて、トロッコそのものの挙動と安定性も大幅に改善されています。
これらの変更は、トロッコをより現実的で、かつ予測可能な乗り物にするためのものです。
まず、トロッコが線路に沿ってよりスムーズに旋回するようになり、停止や脱線の可能性が低くなりました。これは、特に高速でカーブを曲がる際に安定性を増し、プレイヤーが安心してトロッコに乗れるようになるでしょう。
さらに、トロッコが線路の端から飛び出した際の挙動も改善されています。
これまでは、線路が途切れると垂直方向の勢いが失われ、前方にピタッと停止するような挙動でしたが、新しい挙動では垂直方向への勢いが維持されるため、より現実的に空中に飛び出すようになりました。
飛び出したトロッコは、その飛行方向に応じて傾くようにもなり、視覚的なリアリティも向上しています。また、トロッコが空中を飛んでいる際に、レールを削る音が鳴らなくなったという細かな改善も施されています。
モブをトロッコに乗せる際の挙動も安定化されました。これまでやや不安定だったモブの拾い上げが、より一貫して行われるようになったとのことです。その他にも、以下のような細かな改善点が報告されています。
- 着地時にブロックの中央に強制的にスナップしなくなったため、ピストンで押した際にピストンボルトのような仕掛けが可能に。
- 勾配が反対のときでも停車しやすくなった。
- 小落下やまっすぐ落下しているときに傾かなくなった。
- レールに乗せるとすぐに正しい向き(斜面を含む)に置かれるようになった。
- 坂の上り下りでブロックの間を通ることができなくなり、衝突するようになった。
- トロッコは線路上で常に隣り合わせに配置できるようになった。
これらの改善は、トロッコが単なる移動手段としてだけでなく、レッドストーン回路や自動化装置の一部として利用される際にも、その信頼性を高めることに繋がります。
開発チームは、これらの変更によって既存の仕掛けのいくつかが機能しなくなる可能性も認識しており、コミュニティと協力して将来のトロッコの形を模索している段階とのことです。
パワードレールとの組み合わせで最速を目指す

「マイクラ トロッコ速度コマンド」によってトロッコの最高速度の上限を自由に設定できるようになったとはいえ、その上限に達するためには、やはりパワードレールの存在が不可欠です。
パワードレールは、トロッコの速度を加速させたり、減速させたりする特別なレールであり、マインクラフトの世界での効率的な移動には欠かせない要素です。
パワードレールを作成するためには、「金インゴット6つ」「棒1つ」「レッドストーンダスト1つ」が必要です。
通常のレールとは異なり、パワードレールは線路全体に敷き詰める必要はありません。トロッコは一度加速すると徐々に速度が落ちていくため、この減速を防ぎ、上り坂での逆走を防ぐために、通常のレールの間に間隔を空けて設置するのが効果的です。
また、パワードレールを設置しただけでは機能せず、近くにレッドストーントーチなどを設置して動力源を与える必要がある点も重要です。
トロッコを最高速度まで加速させるためのパワードレールの設置間隔には、これまでのプレイヤーの検証によっていくつかの最適解が見出されています。
最も基本的な方法としては、発射地点に3つ以上のパワードレールを連続して設置するだけで、トロッコは最高速度に到達できることが分かっています。これは、全てのレールをパワードレールにするのと同等の効果があるとされています。
常に最高の速度を維持したい場合、特に平坦な土地では、普通のレール32ブロックに対してパワードレール1つの割合で設置するのが理想的です。
ただし、地形に浮き沈みがある場合は、トロッコの速度が落ちやすい箇所を考慮し、パワードレールの設置間隔を短くする必要があります。
このように、コマンドで設定した高い速度上限と、パワードレールの効果的な配置を組み合わせることで、マイクラの広大な世界をこれまでにない速さで駆け抜け、目的地へあっという間に到着する快適な移動手段を実現できるでしょう。
この組み合わせは、トロッコを使った大規模な輸送システムや、長距離を移動するジェットコースターの建設において、その真価を発揮します。
トロッコ以外の注目アップデートとバグ修正

「マイクラ トロッコ速度コマンド」とトロッコの挙動改善が大きな注目を集める一方で、今回のアップデートでは、トロッコ以外にも多岐にわたる変更と、史上最多となる210個ものバグ修正が行われています。これらはゲーム全体の体験を向上させるための重要な要素です。
まず、目玉の一つがバンドルの開発復活と進化です。
約4年ぶりに開発が再開されたバンドルは、レシピがウサギの皮6つから「革1つと糸1つ」に大幅に変更され、序盤から入手しやすくなりました。
また、新しいUIが実装され、インベントリに似たグリッドは削除され、表示アイテム数が制限されるように。内容量を示すゲージが追加され、直近で入れたアイテムをホイールやキーボード、タッチ入力で選択して取り出せる機能も追加されています。
バンドルを手持ちで右クリックすると、全てのアイテムを一括で出すことも可能です。
レッドストーン関連では、レッドストーンのブロックへの影響が改善されました。
動力源に近いブロックが優先して更新されるようになり、複数のピストンが接続されている場合、レバーの位置によって動作するピストンが変わるようになりました。距離が同じ場合はランダムに動作します。
その他、様々な使用変更と追加要素があります。
- イルカとイカに子供が追加(Java版初登場)。
- 酒に小型と大型の種類が追加(Java版に実装)。
- 狼に魚関連のアイテムを与えられるようになった。
- ストーントーチ、レッドストーンリピーター、コンパレーターの見た目とテクスチャが変更。
- 旗の模様にそれぞれのアイコンが表示されるようになり、識別しやすく。
- 新たに2種類の旗の模様が追加(Java版に実装)。
- モンスタースポナーに固有のサウンドが追加。
- メイスの特殊攻撃で攻撃された場合のメッセージが追加。
- トライアルチャンバーのアイテム保管用チェストがホッパーと樽に置き換え。
- フレームレートを条件化で制限する機能が追加(放置時/ゲーム最小化時)。
そして、今回のスナップショットでは、なんと210個ものバグ修正が実施されています。これは単一のショットとしては史上最多の数です。主な修正内容は以下の通りです:
- モブにブロック変更を許可しない設定でも絵画などが破壊される問題。
- 経験値が整数上限を超えると消えるバグ。
- 水に沈んだTNTが絵画などを破壊できる問題。
- 新品の同じアイテムを入れ名前変更すると両方が消費される問題。
- 特定の条件下で糸が増殖するバグ。
- 成長できないシダや草に骨粉を消費できる問題。
- クリエイティブで素早くポータルを通過するとディメンション移動できない問題。
- ミツバチがブロックで囲まれた花を追い続ける問題。
- スニッファーのスポーンエッグから子供がスポーンしない問題。
- 不吉な旗の名前を変更するとレアリティが失われる問題。
- カエルがスライムボールを食べる音が再生されない問題。
- エリトラの飛行統計が実際の約2倍の距離になっていた問題。
- ブリーズロッドの持ち方が誤っている問題。
- メイスを持ちながらオウムに毒を与えると進捗が達成される問題。
- トロッコでポータルを通る時に向きが変わる問題。
- エンダーパールをポータルを通して投げるとダメージが無効化される問題。
これらの多岐にわたる修正や追加機能は、ゲームの安定性と遊びやすさを大きく向上させ、より快適なマイクラ体験を提供してくれるでしょう。
総括:マイクラ トロッコ速度コマンドで移動も遊びも新時代へ
この記事のまとめです。
- マイクラでトロッコの最高速度をコマンド「/gamerule minecartMaxSpeed <数値>」で変更できるようになった
- このコマンドを使用するには、ワールド作成時に実験的機能「トロッコの改善」をオンにする必要がある
- コマンドで設定できる最高速度の最大値は1000、最小値は1、デフォルト値は8である
- 設定した速度に到達させるには、パワードレールの適切な配置や下り坂の利用が不可欠である
- 超高速トロッコは、ジェットコースター制作やTNTキャノンなど、新しい遊び方を生み出す可能性を秘めている
- アクセシビリティ設定に「トロッコに合わせた視点移動」が追加され、トロッコ乗車時の視点が自動で進行方向を向くようになった
- この視点移動機能により、10年以上存在したトロッコ関連のバグが解決された
- トロッコの挙動も安定性が向上し、スムーズな旋回や空中での傾き、モブの安定した拾い上げが可能になった
- トロッコが線路の端から飛び出す際に、垂直方向の勢いが維持されるようになり、より現実的な挙動になった
- パワードレールは、金インゴット、棒、レッドストーンダストでクラフトでき、動力源にレッドストーントーチが必要である
- 発射地点に3つ以上のパワードレールを設置するだけで最高速度に到達できる
- 平坦な土地で常に最高速度を維持するには、普通のレール32ブロックに対してパワードレール1つの割合が理想的である
- 今回のアップデートでは、バンドルの開発が約4年ぶりに再開され、レシピ変更や新UI、アイテム選択機能が追加された
- レッドストーンのブロックへの影響が改善され、動力源に近いブロックが優先して更新されるようになった
- 史上最多となる210個ものバグ修正が行われ、ゲーム全体の安定性が大幅に向上した