マイクラと出会ってもうすぐ1年の60過ぎた母の建築です。「書見台」の使い方に「砥石」の柱、窓には階段ブロックか!
— ちゃぼ (@chabo_mc) January 28, 2025
教えてたはずなのにいつの間にかこっちが勉強になるブロック使いをするようになったもんだ。
リスペクト‼️#マイクラ #Minecraft pic.twitter.com/ncsFv9RF9r
マインクラフトで「石臼」というアイテムを探しているけれど、レシピが見つからなかったり、使い方がよく分からなかったりしていませんか。
実は、あなたが探している「石臼」は、現在のバージョンのマインクラフトでは「砥石(といし)」という名前のブロックかもしれません。
この記事では、その砥石の作り方から、エンチャントを解除して経験値を得る方法、金床との賢い使い分け、さらには武器鍛冶の村人との関係まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
この記事を読めば、砥石を最大限に活用し、あなたのマイクラライフをより豊かにできるはずです。
- マイクラの「石臼」は多くの場合、バニラの「砥石」のこと
- 砥石はアイテムの修理とエンチャントの解除ができるブロック
- エンチャント解除で経験値が手に入り、修理コストリセットも可能
- 武器鍛冶の職業ブロックで、村人との取引に不可欠
マイクラの石臼(砥石)とは?基本情報を総まとめ
- 「石臼」と「砥石」の関係は?【最重要】
- 砥石の作り方(レシピ)と解放条件
- 砥石の基本的な使い方とUIの見方
- 砥石は武器鍛冶の職業ブロック【村人との関係】
「石臼」と「砥石」の関係は?【最重要】

現在、MODを導入していない通常のマインクラフト(バニラ)で「石臼」を探している場合、それは公式名称「砥石(Grindstone)」を指している可能性が非常に高いです。
この混乱の主な原因は、Bedrock版(統合版)にあります。過去のバージョン(1.16以前)では、「砥石」が「石臼」という名前で実装されていた時期がありました。そのため、古い情報源や動画、昔からのプレイヤーの間では、今でもその名残で「石臼」と呼ばれることがあります。
しかし、現在のJava版・Bedrock版ともに、公式名称は「砥石」で統一されており、その機能はアイテムの修理とエンチャントの解除です。
さらに、一部の工業系MOD、特に人気の「Create」などには、バニラの砥石とは全く異なる、アイテムを粉砕するための「石臼(Millstone)」という機械が存在します。これは小麦を小麦粉にするなど、加工を目的とした別のブロックです。この記事では、バニラの「砥石」について詳しく解説していきます。
砥石の作り方(レシピ)と解放条件

砥石はゲーム序盤でも比較的簡単に作成できます。レシピは以下の通りです。
- 棒:2本
- 石のハーフブロック:1個
- 好きな種類の木材の板材:2個
作業台を使い、上段の両端に棒、中央に石のハーフブロックを、そして中段の両端に板材を配置することでクラフトできます。
ここで最も重要なのが、レシピの解放条件です。レシピブックを使用している場合、砥石のレシピは「石のハーフブロック」をインベントリに入れた時点で解放されます。
注意点として、これは「丸石のハーフブロック」とは異なるアイテムです。まず、かまどで丸石を精錬して「石」を作り、その石3つから「石のハーフブロック」をクラフトする必要があります。
この手順を一度経験しないと、レシピブックに砥石が表示されず、「作れない」と戸惑うことがあるので覚えておきましょう。
砥石の基本的な使い方とUIの見方
砥石を設置して使用すると、シンプルなUIが開きます。左側に2つの入力スロット、中央に矢印、右側に1つの出力スロットがあります。このUIで「アイテムの修理」と「エンチャントの解除」の2つの機能が利用でき、どちらもプレイヤーの経験値レベルを消費しません。
エンチャントを解除するには、エンチャント付きのアイテムやエンチャント本を左側の入力スロットのどちらかに入れます。すると即座に、エンチャントが全て取り除かれた状態のアイテムが出力スロットに現れます。これを取り出すと、解除したエンチャントに応じた少量の経験値がプレイヤーに還元されます。
アイテムを修理するには、同じ種類の耐久値が減ったアイテムを、左側の2つのスロットに1つずつ入れます。すると、両方のアイテムの残りの耐久値を合計し、さらにボーナスを加えた状態で修理されたアイテムが、出力スロットに生成されます。この際、元々付いていたエンチャントは全て消えてしまいます。
砥石は武器鍛冶の職業ブロック【村人との関係】

砥石はアイテムを扱うユーティリティブロックであると同時に、村人との交易において「武器鍛冶(Weaponsmith)」の職業ブロックとしての役割を持ちます。
無職の村人の近くに砥石を設置すると、その村人が砥石を認識して武器鍛冶に就職します。武器鍛冶になった村人は、プレイヤーと取引を行うようになり、石炭や鉄インゴットをエメラルドに交換してくれたり、エメラルドで鉄製の武器や、さらには強力なエンチャントが付与されたダイヤモンドの剣や斧などを販売してくれたりします。
この仕組みは戦略的に利用価値が高いです。例えば、武器鍛冶から購入したダイヤモンドの剣に付いていたエンチャントが望ましくない場合、その剣を砥石にかけることでエンチャントを全て剥がし、まっさらな状態に戻すことができます。その後、エンチャントテーブルやエンチャント本を使い、自分好みのエンチャントを付け直すといった運用が可能です。
このように、砥石は村人との経済活動を通じて、理想の装備を整えるための重要な役割を担っています。
マイクラの石臼(砥石)の便利な使い方と応用テクニック
- エンチャントを解除して経験値を入手する方法
- 道具や武器の修理方法と注意点
- 金床(かなとこ)との違いと賢い使い分け
- MODの「石臼」って何?【Create MODなど】
エンチャントを解除して経験値を入手する方法

砥石の最も便利な活用法の一つが、エンチャント解除による経験値の入手です。エンチャント付きのアイテム(武器、防具、道具、本)を砥石にかけると、エンチャントが除去されると同時に、その価値に応じた経験値オーブが出現し、プレイヤーは経験値を得ることができます。
この機能は、例えば自動釣り装置を稼働させている場合に特に有効です。釣りでは、意図しないエンチャントが付いた釣竿や弓、効果の低いエンチャント本が大量に手に入ることがあります。これらを処分せずに砥石にかけることで、不要品を安全かつ手軽に経験値へと変換できます。
ただし、重要な注意点が2つあります。1つ目は、「束縛の呪い」や「消滅の呪い」といった呪いのエンチャントは、砥石では解除できないことです。これらはアイテムに永久に残り続けます。2つ目は、得られる経験値の量はエンチャントの種類やレベルによって変動し、複数のエンチャントが付いているほど多くなりますが、あくまで少量である点です。
道具や武器の修理方法と注意点

砥石は、経験値を一切消費せずにアイテムを修理できる点が大きな魅力です。同じ種類のアイテム(例:鉄のツルハシ2本)を入力スロットに置くと、2つのアイテムの残りの耐久値が合算され、さらにそのアイテムの最大耐久値の5%がボーナスとして加算されます。これにより、単純に1つにまとめるよりも少しだけお得に修理できます。
しかし、この修理方法には最大の注意点が存在します。それは、修理の過程で、アイテムに付与されていたエンチャントが「呪い」を除いて全て消えてしまうことです。たとえ「効率強化V」や「幸運III」のような貴重なエンチャントが付いていても、砥石で修理した瞬間にそれらは失われてしまいます。
そのため、この方法はエンチャントが付いていないアイテムや、エンチャントが消えても構わない、素材が豊富な石や鉄の道具などの修理に限定して使うのが賢明です。大切なエンチャント付きの装備は、後述する「金床」で修理する必要があります。この特性を理解し、状況に応じて適切に使い分けることが重要です。
金床(かなとこ)との違いと賢い使い分け

砥石とよく比較されるブロックが「金床(かなとこ)」です。どちらもアイテムの修理が可能ですが、機能とコストが大きく異なるため、正しく使い分けることがマインクラフトを効率的に進める鍵となります。
機能 | 砥石 (Grindstone) | 金床 (Anvil) |
主な機能 | 修理、エンチャント解除 | 修理、エンチャント合成、名前変更 |
修理コスト | 経験値不要 | 経験値が必要 |
エンチャントの扱い | 全て除去される | 維持・合成できる |
修理ボーナス | 耐久値+5% | なし |
修理コストの上昇 | なし (リセットされる) | あり (「作業コスト」が蓄積) |
使用回数 | 無制限 | 平均約25回で破損 |
作成コスト | 安価(石、木材、棒) | 高価 (鉄インゴット31個) |
金床は経験値を消費する代わりにエンチャントを維持・強化できる高性能なブロックです。一方、砥石はエンチャントを犠牲にする代わりにコストなしで修理できる、普段使いに適したブロックと言えます。
しかし、砥石には金床にはない非常に重要な役割があります。それが「作業コストのペナルティリセット」です。金床で修理や合成を繰り返すと「作業コスト」が蓄積し、最終的に「コストが高すぎます!」と表示されて作業不能になります。この状態のアイテムを一度砥石にかけると、エンチャントと共に作業コストも完全にリセットされます。これにより、エンチャントを付け直す手間はかかりますが、貴重な装備を半永久的に使い続けることが可能になるのです。
MODの「石臼」って何?【Create MODなど】

MODを導入してマインクラフトをプレイしている場合、「石臼(Millstone)」はバニラの砥石とは全く異なる意味を持つことがあります。特に有名な工業MOD「Create」では、石臼は動力を利用してアイテムを粉砕・製粉するための機械です。
Createの石臼は、歯車などから伝わる回転動力を使い、上に乗せたアイテムを加工します。例えば、小麦を入れれば「小麦粉」に、丸石を入れれば「砂利」に、砂利を入れれば確率で「火打石」や鉱物のかけらが出てくるなど、様々なレシピが用意されています。これはバニラの砥石が持つ修理やエンチャント解除の機能とは全く異なり、資源を加工し、生産ラインを構築するための中間処理装置として機能します。
このように、MOD環境、特にCreate MODにおける「石臼」は、アイテムを物理的に加工するための機械を指します。もしあなたがMOD環境でこの言葉を目にしたのであれば、それはバニラの砥石ではなく、アイテムプロセッサーの一種だと理解してください。
総括:マイクラの石臼(砥石)の全て!作り方から使い方、修理、エンチャント解除まで徹底解説
この記事のまとめです。
- 「石臼」はBedrock版における「砥石」の旧名称である
- 現在の公式名称はJava版・Bedrock版ともに「砥石」である
- 砥石の主な機能はアイテムの修理とエンチャントの解除
- 修理は経験値コストなしで行える
- 修理時にアイテムのエンチャントは全て消滅する
- エンチャントを解除すると少量の経験値が還元される
- 束縛や消滅といった呪いのエンチャントは解除できない
- 砥石のレシピ解放には「石のハーフブロック」の入手が必要
- 武器鍛冶の村人の職業ブロックとして機能する
- 金床と異なり、使用回数に制限はない
- 金床で修理を繰り返して高くなった「作業コスト」をリセットできる
- 自動釣り機と組み合わせることで効率的な経験値源となる
- MOD「Create」などには、同名で別機能の粉砕機が存在する
- 金床はエンチャントを維持し、砥石はエンチャントを消去する
- 状況に応じて金床と砥石を使い分けることが重要である