※記事の内容に誤情報があり2025年6月15日に内容を更新しました。
司書ハウスできた♪
— こころん (@guchipuffer) February 23, 2025
司書ガチャに5日位かかった・・・w
広々とした交易所ができましたー#マイクラ#司書ハウス#マイクラ建築 pic.twitter.com/aQxhGZ1QMW
「マイクラの司書ガチャが廃止される」という噂を耳にして、情報を探している方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、これまでのような司書との取引、通称「司書ガチャ」の仕様を大きく変更するアップデートが実験的に検討されていますが、2025年6月現在、まだ正式に実装されてはいません。
この変更は、特定のエンチャント本を求めて書見台を何度も置き直す作業に代わり、バイオームごとに司書が異なる本を取引するという、より探索を重視したシステムを目指すものです。
特に最重要エンチャントである「修繕」の入手方法が大きく変わるほか、ゾンビ治療による割引の弱体化や行商人の取引内容の改善など、村人との関わり方全体に影響を与える内容が含まれています。
この記事では、その「司書ガチャ廃止」の真相と、新仕様の詳細、そしてプレイヤーが今から何をすべきかを徹底的に解説します。
- 司書ガチャの仕様変更はまだ実験段階で正式実装ではない
- 新仕様ではエンチャント本が司書のバイオームに依存する
- 最重要の「修繕」は沼地の司書からしか入手できなくなる
- 公式実装は未定、今のうちに現行仕様で準備も可能
マイクラ司書ガチャ廃止」の真相と最新アップデート情報
- そもそも「司書ガチャ」とは?現状の仕様をおさらい
- 司書ガチャはいつ廃止?結論:まだ正式実装ではない
- なぜ取引が変更?Mojangが目指す新たなゲームバランス
- ゾンビ治療の割引も弱体化!知っておくべき関連変更点
そもそも「司書ガチャ」とは?現状の仕様をおさらい

現在、多くのプレイヤーに利用されている「司書ガチャ」とは、特定のエンチャント本を効率的に入手するためのテクニックを指します。職業についていない村人の近くに職業ブロックである「書見台」を置くと、村人は司書に就職し、エンチャント本などの取引を提示します。
もしその本が目的のものでなければ、プレイヤーが一度も取引を行う前に書見台を壊して再設置することで、司書の取引リストを何度でもリセットできます。
この行為が、目的のエンチャント本(特に「修繕」や「効率強化Ⅴ」など)が出るまで厳選するランダム性の高さから「ガチャ」と呼ばれています。このシステムの最大の利点は、バイオームを問わず、どの村人からでもほぼ全てのエンチャント本を入手できる可能性がある点です。
一度取引を成立させると、その司書の取引内容は固定されるため、優秀な司書を拠点に確保すれば、貴重なエンチャント本を安定的に供給できます。
司書はエンチャント本以外にも、レベルが上がることで本棚やガラス、名札なども取引してくれるため、非常に有用な存在として知られています。
司書ガチャはいつ廃止?結論:まだ正式実装ではない

「司書ガチャ」の仕様変更はいつ行われるのか、という疑問について、結論として2025年6月時点でもこの変更は「実験的機能」の段階にあり、正式なゲームには実装されていません。
この変更は、Java版のスナップショット「23w31a」で初めてテスト用のオプションとして導入されました。この機能を試すには、ワールドを新規作成する際に「実験」の項目から「村人との取引の再調整(Villager Trade Rebalance)」を意図的に有効にする必要があります。
つまり、通常のサバイバルモードでプレイしている限り、この新しい仕様が勝手に適用されることはありません。
実際に、1.20アップデートや、2024年にリリースされた1.21「Tricky Trials」アップデートでもこの変更は正式採用されず、引き続き実験的な機能として留め置かれています。
開発元であるMojangは、この変更がゲームのプレイスタイルに与える影響が非常に大きいことを認識しており、プレイヤーコミュニティからの賛否両論のフィードバックを慎重に集めている段階です。
そのため、この新仕様がいつ、どのような形で正式実装されるか、あるいは実装されずに別の案に置き換わる可能性も含め、現時点では全くの未定です。
なぜ取引が変更?Mojangが目指す新たなゲームバランス

Mojangがこれほど大きな仕様変更を検討している背景には、現在のゲームバランスを見直したいという開発者の意図があります。
開発者によると、現行の司書ガチャは「ランダム性が強すぎる」上に「強力すぎる」ため、エンチャントテーブルの使用や、ダンジョン探索といった他のエンチャント入手手段の価値を相対的に下げてしまっている、という見解が示されています。
一つの村と書見台だけで最高レベルのエンチャントが容易に揃ってしまう現状は、ゲームの進行を単調にする可能性があると考えられています。
そこで提案された新しい取引システムは、エンチャントの入手プロセスをより「面白く、プレイヤーの冒険や知識が求められる」ものに変えることを目的としています。
具体的には、プレイヤーに特定のバイオームを探し、そこまで村人を運び、育成するという一連のプレイスタイルを促すことで、ゲームの攻略に「探索」と「計画性」という新たな軸を加えようとしています。
これは単なる弱体化ではなく、Minecraftの広大なワールドを隅々まで冒険することに新たな価値を与える、ゲームデザイン哲学の転換と言えるでしょう。
ゾンビ治療の割引も弱体化!知っておくべき関連変更点

司書の取引変更と同時に、もう一つ重要な関連変更がテストされています。
それは「ゾンビ治療による割引仕様の変更」です。
現在の仕様では、村人をゾンビ化させ、それを「弱化のポーション」と「金のリンゴ」で治療すると、取引価格が大幅に割引されます。この治療を繰り返すことで割引率が累積し、最終的には多くのアイテムをエメラルド1個という破格の値段で取引できる、通称「無限割引」が可能になります。
しかし、テスト中の実験的機能では、この大幅な割引が適用されるのは「最初の1回のみ」に制限されます。2回目以降の治療では追加の割引は発生しなくなり、無限割引は事実上できなくなります。この変更は、エメラルドの価値を安定させ、プレイヤーが安易に強力なアイテムを大量入手することを防ぐ目的があります。
司書の取引変更とこのゾンビ治療の変更はセットで考えられており、村人との経済活動全体をより挑戦的でバランスの取れたものに再構築しようという、Mojangの明確な意志がうかがえます。
新仕様!「司書ガチャ廃止」後のエンチャント入手戦略
- バイオーム別!司書の限定エンチャント本一覧【完全版】
- 最重要「修繕」の入手方法と新しい選択肢
- 最高レベルのエンチャントは「金床での合成」が必須に
- 村人輸送が超重要に!効率的な移動方法まとめ
- 司書は最強?エンチャントテーブルや釣りとの比較
バイオーム別!司書の限定エンチャント本一覧【完全版】

新しい取引システムが導入された場合、エンチャント本の入手方法は根本的に変わります。司書が取引するエンチャント本は、その司書が生まれた、あるいは就職したバイオームに完全に依存するようになります。各バイオームには特定のエンチャント本が割り当てられ、その中には司書のレベルを「達人」まで上げないと解放されない特別な本も含まれます。
以下は、実験的機能で提示されているバイオームごとの取引リストです。
バイオーム (Biome) | 通常のエンチャント本 (Standard Books) | 達人限定のエンチャント本 (Master-Level Exclusive) |
砂漠 (Desert) | 火炎耐性 I, 棘の鎧 I-II, 無限 I | 効率強化 III |
ジャングル (Jungle) | 落下耐性 I-II, 飛び道具耐性 I-II, パワー I-II | 耐久力 II |
平原 (Plains) | ダメージ軽減 I-II, パンチ I, アンデッド特効 I-II | ダメージ増加 III |
サバンナ (Savanna) | 束縛の呪い I, ノックバック I, 水中呼吸 I | ダメージ増加 III |
雪原 (Snowy) | 水中作業 I, シルクタッチ I, 幸運 I-II | 入れ食い II |
沼 (Swamp) | 消滅の呪い I, 水中歩行 I-II, 射撃ダメージ増加 I-II | 修繕 I |
タイガ (Taiga) | 爆発耐性 I-II, 火属性 I, ドロップ増加 I-II | 宝釣り II |
この仕様では、例えば「効率強化」が欲しければ砂漠へ、「耐久力」ならジャングルへ行く必要があります。これにより、プレイヤーは冒険の計画を立て、ワールドを探し回る必要が出てきます。
最重要「修繕」の入手方法と新しい選択肢

全エンチャントの中で特に需要が高い「修繕(Mending)」の入手方法は、この新仕様で最も劇的な変化を迎えます。上の表の通り、修繕は「沼(Swamp)」バイオームの達人レベルの司書からしか取引できなくなります。 ここでの最大の課題は、沼とジャングルのバイオームには村が自然に生成されないという点です。
したがって、沼地の司書を確保するには、以下のいずれかの方法が必要になります。
- ゾンビ村人の治療: 沼バイオームでスポーンしたゾンビ村人を見つけ、その場で治療して司書にする。
- 村人の輸送と繁殖: 他のバイオームから村人を2人以上沼まで運び、そこで繁殖させて沼バイオーム生まれの村人を作る。
どちらも従来の方法より格段に手間がかかりますが、Mojangは救済策も用意しています。実験的機能では、「古代都市(Ancient City)」のチェストから修繕のエンチャント本が出現する確率が大幅に引き上げられました。 これにより、危険なウォーデンから逃れながら古代都市を探索する
最高レベルのエンチャントは「金床での合成」が必須に

もう一つの大きな変更点は、司書が最高レベルのエンチャント本を直接取引してくれなくなることです。
例えば、バイオーム別の取引リストを見ると、「効率強化」はレベルⅢ、「ダメージ増加」もレベルⅢまでしか入手できません。最高レベルである「効率強化Ⅴ」や「ダメージ増加Ⅴ」を手に入れるには、同じレベルの本を2冊入手し、「金床(Anvil)」で合成する必要があります(例:効率強化Ⅲ + 効率強化Ⅲ → 効率強化Ⅳ)。
これをさらに繰り返して最高レベルを目指すことになり、その過程で大量の経験値(XP)が必要になります。この仕様変更は、金床の「作業コスト」システムをより重要な要素へと押し上げます。金床での作業回数には上限があり、コストが高くなりすぎると作業できなくなるため、エンチャントを付与する順番をより戦略的に考える必要があります。
結果として、効率的な経験値トラップの価値もこれまで以上に高まることになるでしょう。
村人輸送が超重要に!効率的な移動方法まとめ

新仕様では、村人を特定のバイオームへ連れて行く「輸送」が攻略の鍵を握ります。長距離の村人輸送は大変な作業ですが、効率的な方法を知ることで負担を軽減できます。
- ボート: 最も手軽で低コストな方法。水上はもちろん、陸上でもゆっくり移動できますが、段差は越えられません。統合版ではボートにリード(首綱)を繋いで引っ張ることも可能です。
- トロッコ: 鉄やレッドストーンなどを消費しますが、長距離を安定的かつ高速に移動させるための定番手段です。レールの敷設は大変ですが、地形の高低差にも対応できます。
- ネザーゲート: 数千ブロックにも及ぶ超長距離移動に最適な方法です。ネザーでは現実世界の8分の1の距離で移動できるため、ネザー内に安全なトンネルを建設すれば、移動時間を劇的に短縮できます。近年のアップデートにより、村人を乗せたトロッコごとネザーゲートを通過できるようになり、輸送の利便性は向上しています。
これらの方法を地形や距離に応じて組み合わせ、最適な輸送ルートを計画することが、新しいエンチャント戦略の第一歩となります。
司書は最強?エンチャントテーブルや釣りとの比較

新仕様が導入された場合、司書はエンチャント入手の「最強」手段ではなくなるのでしょうか。他の方法と比較してみましょう。
- 司書(新仕様): もはや万能ではありませんが、一度インフラを整えれば、特定のエンチャント本を「確実」かつ「再生産可能」な形で入手できる唯一の手段です。計画的な大規模投資が必要な、専門特化型の方法と言えます。
- エンチャントテーブル: ランダム性が高いものの、手軽にエンチャントを得るための手段として価値が再評価されます。特に序盤から中盤にかけては、まずエンチャントテーブルで装備を整えるのが基本となるでしょう。
- 建造物の探索: 古代都市での修繕探しのように、特定のエンチャントを求めてダンジョンを探索する価値が大きく上がります。ただし、運と危険が伴い、資源も再生不可能なため安定供給には向きません。
- 釣り: 「宝釣り」エンチャント付きの釣竿を使えば、お宝としてエンチャント本が釣れる可能性は残りますが、非常に時間がかかり、狙ったものが出る確率は極めて低いです。
結論として、新仕様の世界では「唯一の最強な方法」は存在しなくなります。プレイヤーは状況や目的に応じて、これらの方法を賢く組み合わせることが求められます。司書は依然として強力ですが、その力は他の要素とのバランスが取れた、ゲームのエコシステムの一部として再定義されることになるでしょう。
総括:【マイクラ】司書ガチャは廃止?最新の村人取引変更を徹底解説
この記事のまとめです。
- 司書ガチャの仕様変更はまだ実験的な段階である
- 2025年6月現在、正式な実装時期は未定となっている
- 新仕様では司書の取引内容がバイオームに依存する
- 修繕エンチャントは沼地バイオームの達人司書限定となる
- 沼地やジャングルに村は自然生成されない
- 村人の長距離輸送が攻略の鍵となる
- 最高レベルのエンチャントは金床での本同士の合成が必須
- 金床の仕様上、エンチャントコストが増加しやすくなる
- ゾンビ治療による割引は初回のみに弱体化される
- 古代都市のチェストから修繕本が入手しやすくなった
- エンチャント入手は複数の方法を組み合わせることが重要になる
- 行商人の取引内容は改善され、より有用になった
- この変更はゲームの進行をより探索的にすることが目的である
- コミュニティの意見は賛否両論に分かれている
- 通常のゲームプレイをしているワールドには影響しない