PS5からマイクロソフトアカウントにサインインでけへん…🤔#マイクラ#レルムズ pic.twitter.com/FjXBtqdR6r
— akira @ぐり子 (@akira89099496) May 29, 2025
「マイクラを友達と遊びたいけど、マイクロソフトアカウントって何?」「PS4やSwitchでサインインできない…」そんなお悩みはありませんか?
現在、マインクラフトを最大限に楽しむ上で、マイクロソフトアカウントは実質的に必須のツールとなっています。
このアカウントは、異なる機種の友達と遊ぶクロスプレイや、便利なマーケットプレイスの利用、さらにはセーブデータの安全な管理の鍵を握っています。
この記事では、アカウントの必要性から、Java版と統合版での役割の違い、具体的な作成・サインイン手順、子供用アカウントの設定方法、そして「サインインできない」といったよくある問題の解決策まで、あなたの疑問を一つひとつ丁寧に解消していきます。
- マイクロソフトアカウントの必要性とメリット
- Java版と統合版でのアカウントの役割の違い
- アカウント作成からサインインまでの具体的な手順
- よくあるログインできない問題とその対処法
マイクラのマイクロソフトアカウント:基本とメリットを徹底解説
- なぜマイクロソフトアカウントが必要なの?
- 統合版とJava版でのアカウントの違いは?
- アカウント連携で何ができるようになる?
- Mojangアカウントからの移行はまだできる?
なぜマイクロソフトアカウントが必要なの?

マインクラフトをプレイする上でマイクロソフトアカウントが必須とされる主な理由は、「セキュリティの強化」と「ゲーム体験の向上」の2点にあります。
かつてJava版で使われていたMojangアカウントには、現代の標準的なセキュリティ機能である二段階認証が導入されていませんでした。そのため、第三者によるアカウントの乗っ取りリスクが常に存在していました。
そこで開発元のMojangを傘下に持つマイクロソフトは、より安全な自社のアカウントシステムへの統一を決定。これにより、プレイヤーは二段階認証を設定できるようになり、アカウントの安全性が飛躍的に向上しました。
もう一つの理由は、異なるデバイス間で一緒に遊べる「クロスプレイ」の実現です。
マイクロソフトアカウントを共通のIDとして使用することで、Nintendo Switch、PlayStation、Xbox、PC、スマートフォンといった垣根を越えて、世界中のプレイヤーが同じワールドで遊べるようになりました。これはマインクラフトが、より安全で繋がりやすいグローバルなゲームへと進化するための重要な基盤となっています。
統合版とJava版でのアカウントの違いは?

マインクラフトにはPC向けの「Java版」と、多様な機種で遊べる「統合版(Bedrock Edition)」があり、マイクロソフトアカウントが持つ役割もそれぞれで異なります。
統合版では、アカウントはオンライン機能を最大限に楽しむための「鍵」です。
異なる機種の友達と遊ぶ「クロスプレイ」、スキンやワールドを購入・管理する「マーケットプレイス」、公式の月額制サーバー「Realms」といった主要なオンライン機能は、マイクロソフトアカウントでのサインインが前提となります。
一方、Java版におけるアカウントの役割は、主にゲームを起動し、プレイヤーが正当な購入者であることを証明するための「認証キー」です。
必須のログイン手段としてMojangアカウントに代わりましたが、MODによる自由なカスタマイズや、個人運営のマルチプレイサーバーへの接続といったJava版ならではの要素は、アカウントの機能とは直接関係なく楽しめます。
つまり、統合版では「ソーシャル機能の基盤」、Java版では「セキュリティとアクセスのための門番」と理解すると分かりやすいでしょう。
特徴 | Java版 | 統合版 (Bedrock版) |
対応機種 | PC (Windows, macOS, Linux) | PC (Windows), 家庭用ゲーム機 (Switch, PS, Xbox), スマートフォン |
クロスプレイ | 不可(PC間でのみマルチプレイ可能) | 可能(異なる機種間で一緒にプレイ可能) |
カスタマイズ | MOD(自由度が高く、コミュニティで無数に開発・配布) | アドオン(公式マーケットプレイスが中心で、審査あり) |
サーバー | 自身で自由に設定、またはサードパーティ製サーバーを利用 | Realms、または公式パートナーサーバーが中心 |
パフォーマンス | 高いPCスペックを要求されることがある (Javaベース) | 比較的軽量で、様々なデバイスで動作 (C++ベース) |
アカウントの役割 | ゲームへのログイン認証、セキュリティ確保(旧Mojangアカウントの代替) | クロスプレイ、マーケットプレイス、Realmsなどオンライン機能の利用に必須 |
アカウント連携で何ができるようになる?

マイクロソフトアカウントをマインクラフトに連携させると、楽しみ方が劇的に広がります。
最大のメリットは、異なる機種間で一緒に遊べる「クロスプレイ」です。自分がPlayStationで、友達がSwitchやPC、スマートフォンでプレイしていても、同じワールドに集まって冒険できます。この便利な機能は、マイクロソフトアカウントによって実現されています。
次に、公式ストアである「マーケットプレイス」が利用可能になります。ここでは、公式や認定クリエイターが制作した高品質なスキン、ワールド、テクスチャなどを購入できます。購入したコンテンツはアカウントに紐づけられるため、一度購入すれば、どの対応デバイスでサインインしても同じコンテンツを利用できるのが大きな利点です。
さらに、月額制の公式プライベートサーバー「Realms」や「Realms Plus」も利用できます。サーバーの専門知識がなくても、24時間稼働する自分たちだけの世界を簡単に作成し、いつでも友達を招待して遊べます。
これらの機能に加え、ゲーム内での特定の行動が「実績」としてXboxプロフィールに記録され、達成度をフレンドと共有する楽しみも生まれます。
Mojangアカウントからの移行はまだできる?

長年Java版をプレイしてきたユーザーにとって重要なこの点ですが、結論として、Mojangアカウントからマイクロソフトアカウントへの移行期間は完全に終了しています。
2020年から始まった移行期間は数年間にわたって設けられましたが、2023年9月19日をもって正式に終了しました。現在、移行手続きを済ませていないMojangアカウントでマインクラフトJava版にログインすることはできません。古いアカウントシステムはセキュリティ上の理由から完全に停止されています。
移行しなかったアカウントに紐づいていたユーザー名やスキン、移行者向けに配布された限定マントなど、全てのデータにアクセスしたり、復旧したりすることも不可能です。
もし移行期間を逃してしまい、再びJava版をプレイしたい場合は、残念ながら新規にマイクロソフトアカウントを使用してマインクラフトを再購入する必要があります。これは、すべてのアクティブプレイヤーをより安全で統一されたアカウントシステムに移行させたいという、マイクロソフトの明確な方針に基づく措置です。
マイクラのマイクロソフトアカウント:作成から問題解決まで
- アカウントの作成とサインイン方法は?
- 子供用アカウントと保護者設定のやり方
- サインインできない時の対処法は?
- ゲーマータグの変更方法と注意点
- 機種変更時のデータ引き継ぎはどうする?
アカウントの作成とサインイン方法は?

マイクロソフトアカウントの作成は無料で、数分で完了します。マインクラフトのゲームを起動した際のサインイン画面、またはマイクロソフトの公式サイトから手続きを開始できます。既存のメールアドレスを使用するのが最も一般的で確実な方法です。
作成手順は、画面の指示に従い、メールアドレス、希望するパスワード、国/地域、生年月日を入力するだけです。パスワードは安全のため、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた複雑なものにしましょう。入力後、本人確認のために登録したメールアドレスに送信されるセキュリティコードを入力すれば、アカウント作成は完了です。
サインイン方法は機種で異なります。PC版(Java/Bedrock)では、マインクラフトランチャーを起動し、作成したアカウント情報でログインします。
一方、Nintendo SwitchやPlayStationなどの家庭用ゲーム機では、以下の手順が必要です。
- ゲームを起動し、「Microsoftアカウントでサインイン」を選択します。
- 画面に
https://aka.ms/remoteconnect
というURLと、固有のコードが表示されます。 - スマートフォンやPCのブラウザでこのURLにアクセスします。
- Webページで、ゲーム画面に表示されているコードを入力します。
- 作成したマイクロソフトアカウントでサインインします。これでゲーム機とアカウントが連携され、オンライン機能が利用可能になります。
子供用アカウントと保護者設定のやり方

お子様が安全にマインクラフトを遊ぶためには、保護者によるアカウント管理が不可欠です。設定は「Microsoft ファミリーセーフティ」と「Xbox公式サイト」の2段階で行います。
ステップ1:Microsoftファミリーグループの作成
まず、保護者自身のマイクロソフトアカウントで「Microsoft ファミリーセーフティ」のサイトにログインします。「ファミリーグループを作成」し、お子様用のアカウントを新規作成するか、既存のアカウントを招待してグループに追加します。この時、必ず正しい生年月日を入力してください。年齢に基づいた適切な初期設定が自動で適用されます。
ステップ2:Xboxサイトでのプライバシー設定
ここが最も重要な設定です。マルチプレイの許可は、マインクラフトのゲーム内ではなく、Xboxの公式サイトで行います。
- 保護者のアカウントで、Xbox公式サイトのプライバシー設定ページ(
account.xbox.com/settings
)にサインインします。 - 管理したいお子様のアカウント(ゲーマータグ)を選択します。
- 「プライバシーとオンラインの安心設定」タブ内の「Xbox Series X|S、Xbox One、Windows 10 デバイスのオンラインの安心設定」を選択します。
- 「マルチプレイヤー ゲームに参加できます」や「クラブを作成および参加できます」といった項目を「許可」に変更します。
これらの設定を許可しない限り、お子様は他のプレイヤーとのオンラインマルチプレイができません。マインクラフトの機能がXbox Liveのシステムを基盤としているため、この設定が必要になります。
サインインできない時の対処法は?

サインインできないトラブルが発生した場合、慌てずに簡単なものから順に確認していきましょう。
基本的な確認事項
- インターネット接続の確認: まず、お使いのデバイスが安定したインターネットに接続されているかを確認します。
- アカウント情報の再確認: 入力したメールアドレスやパスワードが正しいか、大文字と小文字、記号などを丁寧に見直しましょう。
- ゲームと本体の再起動: 最も簡単で効果的な方法の一つです。一度マインクラフトのアプリケーションを完全に終了させ、再度起動します。それでも改善しない場合は、PCやゲーム機本体を再起動してみてください。
機種特有の対処法
- SwitchやPlayStationの場合: サインイン画面で読み込みが続く、またはエラーコードが表示される場合、アカウント連携の一時的な不具合が考えられます。ゲーム内で一度サインアウトし、再度
https://aka.ms/remoteconnect
のコード入力プロセスをやり直すと解決することがあります。 - PC版の場合: ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、マインクラフトランチャーの通信を妨げている可能性があります。一時的にこれらの機能をオフにするか、マインクラフトを安全なプログラムとして例外設定に追加してみてください。
これらで解決しない場合は、パスワードを忘れてしまった、あるいはアカウントがロックされている可能性も考えられます。その際はマイクロソフトの公式サイトからパスワードのリセットやアカウントの復旧手続きを試みてください。
ゲーマータグの変更方法と注意点

統合版マインクラフトで表示されるプレイヤー名が「ゲーマータグ」です。これはXboxプロフィールの一部であり、後から変更可能ですが、いくつか注意点があります。
変更は、Xboxの公式サイト(social.xbox.com/changegamertag
)から行います。自分のマイクロソフトアカウントでログインし、希望する新しいゲーマータグを入力後、使用可能かチェックします。他のプレイヤーが使用していなければ、その場で変更を確定できます。
最も重要な注意点は料金です。ゲーマータグの変更は、最初の1回に限り無料です。アカウント作成時に自動で割り当てられたゲーマータグからの変更も、自分で設定したものを後から変更する場合も、初回は費用がかかりません。
しかし、2回目以降の変更は有料となり、料金は1,320円(税込、2025年6月時点)です。このポリシーは、頻繁な名前変更によるコミュニティ内の混乱を防ぐ目的で設定されています。
また、サイトで変更を確定した後、ゲーム内に反映されるまでには少し時間がかかることがあります。すぐに反映されない場合は、マインクラフトから一度サインアウトして再サインインしたり、ゲームや本体を再起動したりすると反映が早まることがあります。
なお、これは統合版のゲーマータグの話であり、Java版のプロフィール名とは異なります。
機種変更時のデータ引き継ぎはどうする?

新しいデバイスにマインクラフトのデータを引き継ぐ際、「自動で引き継がれるもの」と「手動での移行が必要なもの」を区別して理解することが重要です。
自動で引き継がれるデータ
マイクロソフトアカウントに直接関連づけられた情報は、新しいデバイスで同じアカウントにサインインするだけで自動的に引き継がれます。これには、マーケットプレイスで購入したスキン、テクスチャパック、ワールドなどのコンテンツや、解除済みの「実績」が含まれます。
手動での移行が必要なデータ
最も注意が必要なのは、プレイヤーが作り上げた「ワールドのデータ」です。このデータはアカウントではなく、デバイス本体のストレージに直接保存されています。そのため、新しいデバイスにサインインするだけではワールドは引き継がれず、手動での移行作業が必須となります。
- PC版:
saves
フォルダ(Java版)やminecraftWorlds
フォルダ(統合版)をUSBメモリやクラウドストレージにコピーし、新しいPCの同じ場所に貼り付けることで移行できます。 - 家庭用ゲーム機やスマートフォン: デバイス間の直接的なデータ移行は困難です。最も確実で安全な方法は、月額サービス「Realms」を利用することです。古いデバイスでワールドをRealmsにアップロードし、新しいデバイスで同じアカウントからサインインして、そのワールドをダウンロードすることで、機種をまたいだ移行も可能です。
ワールドデータは非常に大切な資産です。「ワールドは手動で移す」と覚えておきましょう。
総括:マイクラのマイクロソフトアカウント完全ガイド|作成・連携で何が変わる?
この記事のまとめです。
- マイクラをオンラインで遊ぶにはMicrosoftアカウントが必須である
- アカウントの最大のメリットは異なる機種とのクロスプレイ実現だ
- Java版はMojangアカウントからの移行が完了し、未移行者は再購入が必要
- 統合版ではマーケットプレイスの購入履歴がアカウントに紐づく
- 子供のマルチプレイ許可はXbox公式サイトの保護者設定から行う
- SwitchやPSでのサインインは「aka.ms/remoteconnect」を利用する
- サインインできない時はまずゲームと本体の再起動を試すべきだ
- ゲーマータグの変更は初回無料で二回目以降は有料となる
- ゲームワールドのデータは本体に保存され自動では引き継がれない
- ワールドの機種間移動はRealmsを利用するのが最も確実な方法だ
- アカウント作成は電話番号よりメールアドレスが推奨される
- セキュリティ強化のため二段階認証の設定が強く推奨される
- パスワードを忘れた場合はMicrosoftの公式サイトでリセット可能
- Java版のプロフィール名と統合版のゲーマータグは別物である
- アカウントはMinecraftだけでなく広範なMicrosoftサービスへの入口となる